すいかのたね

シティーハンターのすいかのたねのレビュー・感想・評価

シティーハンター(2024年製作の映画)
3.3
ドラマシリーズだと思いスルーしていましたが、長編だということを知ってみた作品!…もうとにかく鈴木亮平が良すぎた!!!感想はマジでそれ以上は無かったのが正直なところでした(笑)。
原作とアニメをちょろっと知ってる程度で、話の再現度などは正直よく分からないです。

鈴木亮平
この人を見る作品と言っても過言では無いくらいキャスティングで勝利していました!キャラ造詣、肉体美、ギャグ、アクションと全部こなして完璧のこの作品の主人公をしていて最高!!声も若干神谷さんに寄せてる感あったかな~改めて物凄い!!

ストーリー
これは正直そこまで特筆することは無し…加点もないけど一応過度なマイナスもない程度…。
ざっくりとしては『エンジェルダストなる強化薬と、槇村兄妹をめぐる話』なんですがこの2つの軸が全然シンクロせず、別の話として成り立ってるので、どちらも浅い描写でしか描かれません。
なのでまあ…エモさもないし、エンジェルダストスゲーという感覚もあんまりないし…うんまあと…キーキャラクターとして出てきたくるみちゃんは正直いるだけ...ちょっと可哀そうな役回りだったかなあ。
でも槇村香のキャラクターと途中の独白は結構好きでした!終盤の息が合ってくる感覚も良い(積み重ねはあんまりないけど笑)!

アクション
鈴木亮平無双!体術は子気味良く行われているし、ガンアクションもジョンウィック張りにガンガン撃ってガンガン倒します!!正直カッコいい~!!!
ただ気になったのは敵役の魅力の無さ…アホみたいなマスクしてたり、ひと塊でのそのそ動いたりで、やられ役感が半端じゃなかったです…特に狙撃を全部外すシーンはちょっと…まあ外さないとダメなんですけどもう少し魅力的に描ける工夫は無かったのか?

ユニオンなる組織
シリーズ化を狙ってるのか知りませんが…正直いらないのでは。巨大っぽいワリに思慮が浅く、エンジェルダストをどうしたいのか、こいつらは何がしたいのか全く分からず、とりあえず作りました感が物凄くて、敵組織として魅力ゼロでした。
シティハンターはもっとあっさりスッキリで良いんじゃないかな~と思うけど、まあそうもいかないんだろうなあ。

感覚としては鈴木亮平で魅力の8割以上が構成されていたかと思います(笑)!非常に楽しそうなこの方を見るには本当にオススメできる作品です!!
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