世界初のシュルレアリスム映画と言われている作品。控えめに言って頭がおかしい。見てるこっちも頭がおかしくなりそう。
内容は、嫉妬に狂った僧侶の幻覚という感じなんだけど、良く言えば芸術的で、悪く言えば…
【ジェルメーヌ・デュラックの前衛サイレント映画】
以前、オススメされたサイレント映画『貝殻と僧侶』をようやく観ることができた。これが、噂以上にビザールな作品であった。
男が大きな貝殻に乗せた液体を…
メリエスで見るようなトリック撮影が終始使われていて、それがこの作品のシュルレアリスムを支えている。窃視、部分対象、フェティシズムなど精神分析的なモチーフが中心になっているのも、シュルレアリスムの基礎…
>>続きを読むイメージフォーラムフェスティバル2022にてライブ演奏とともに鑑賞。
無心にフラスコに液体を注ぐ僧侶、サブリミナルな破片に忍び寄る軍服の男、一体何が起こっているのか直感的にわかるのは僧侶の男がバカ…
フランスアヴァンギャルド映画の先駆けとして、ルネ・クレールの『幕間』やマン・レイの映画と共にフランス映画史についての文章で必ず挙げられる40分の映画。アリス・ギイに続くフランスで2人目の女性監督らし…
>>続きを読む「アンダルシアの犬」の前年に製作された最初のシュルレアリスム映画。脚本はアントナン・アルトー。
何かを表現しようとする意志は伝わってくるのだが、撮影の稚拙さが目立ち驚くようなカットも見つけられなか…
アンダルシアより以前の最初のシュールレアリスム映画。
本能、潜在意識=自己の悪魔性
若き僧侶の戦いには一瞬の隙もない。メリエスの対極にあるような幻想トリックは何度見ても恐ろしい発見がある。
脚本の…