ゆんぶりっく

幻覚のゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

幻覚(2005年製作の映画)
3.2
極道×キャビン×ホラー
という中々見ない組み合わせ。
兄貴分の女の毒抜きの為に人里離れた地を訪れた主人公タツヤ。
いわく付きの山荘で過ごす内に次第に狂っていく一行…
彼らの目に映る死人はクスリによる幻覚か、それとも…
という話。

過去に殺したはずの、または助けられなかった存在たちの幻覚に苛まれ、精神的に疲弊し疑心暗鬼に陥る面々。
木々の影や、窓の外からコチラを覗くこの世ならざるものたちの撮り方など、出来の良し悪しは置いといても、結構ど直球にホラーしてたのは意外。

しかも兄貴分からは、試し撃ちに渡された拳銃があるせいで自体はとんでもないバイオレンスな展開に…
普通のホラーの登場人物と違って、人死が出ても取り乱さずに淡々と死体を埋め出す様子はシュール。
見どころは薄いけど濡場も有。
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