このレビューはネタバレを含みます
ドキュメンタリー風にとったフィクション。職業俳優ではなく、本物の不良を俳優に起用している。
それがいいと言ったらそれまでだが、ドキュメンタリー風にしようとしている台詞の後入れや回想シーンの長回しが…
以前テレビで少年院の様子を映した番組を見たことがある。当然ながら少年たちの顔にはボカシが入っている。一生懸命に作業をする姿には感銘を受けたものだ。これは犯罪の抑止力にも繋がるのではないだろうか。少年…
>>続きを読む非職業俳優の劇映画という面ではブレッソンを想起するが、ブレッソンのような無機質なアプローチとは対照的で、フェリーニの映画のようなカオスが印象的だった。ディテールの豊かさは実際のエピソードを実際の当事…
>>続きを読む暴力があるのは確かだが、引きこもりやネット上の罵詈雑言が溢れかえる現代と比べたら潔くて人間臭くて、その点はいいなあと思ってしまった……武満徹の音楽に酔っただけかしらん。引きつけられる、顔、表情。
こ…
なぜこの映画が有名じゃないのか、全く理解できないレベルの傑作!!!
冒頭にキャプションが入る通り、コレはドキュメンタリーの手法を採っているだけ。あくまでも、少年が自分と世界との距離感を理解する…
「銀座の街は歩いたことがないな~、護送車の中から見ただけ…」という不良少年の物語を描いた映画。
冒頭に「この映画は記録的手法で描いているが云々…」という文字が出るが、不良少年たちに凄みらしきものは…