子どもの頃、夏休みにリアルタイムで映画館に観に行ってすごく面白かった思い出がある映画です。
今でもこうやってたまに思い出したように流し見することがあります。
子どもがワクワクして楽しめるの夏休み映画として面白いし、大人だからわかるように演出しているシリアスさもあるのでファミリーで観るにはちょうどいい一本だと思いました。
原作の小説がかなり奥深い作品となっているのに対して、映画は強引に端折ってまとめている印象があるのでそこは残念ポイントではあります。
ただ子どもの頃に観た私は確かにワタルのようになりたいと強く思う事ができました。粗削りな展開な分、必要最低限のテーマ性は抑えられていたため子どもが観る映画としてはちょうどいいバランスだったんだと今は感じています。
この映画の一番好きなポイントはやっぱりテーマ曲となっているAqua Timezの『決意の朝に』で映画のテーマ性にもマッチしている本当に素晴らしい曲です。
これからも気づいた時に流し見してしまうような思い出深い映画の一本です。