のんchan

デッドゾーンののんchanのレビュー・感想・評価

デッドゾーン(1983年製作の映画)
3.7
クローネンバーグ監督作品鑑賞7本目。
タイトルとジャケ写から勘違いしてホラーのつもりで観たけど全然違うじゃん、フィルマのジャンルはほんっと適当だな〜。
原作がスティーヴン・キングだった、観終わって知ったけど納得。
ジャンルはヒューマンドラマ。


小学校教師のジョニー(クリストファー・ウォーケン)は同僚で恋人のサラ(ブルック・アダムス)と結婚の約束をした日に事故に遭う。
昏睡状態が続き目覚めると5年後だった。両親が喜んだものの、あんなに心配し好きだったはずのサラは、さっさと見捨てて結婚し子供もいると知り愕然とする。

ジョニーは事故の影響により、特別な力が備わって、人と触れることでその人の過去、現在、未来を透視する超能力が備わったのだった。それにより、ニュースを賑わす殺人事件の犯人を突き止めたり、火事を予測したり...

それを知ってか?サラは子連れでジョニーを訪ねて来ては身体に触れさせ促すのだった。
サラの夫は地元の新進政治家グレッグ(マーティン・シーン)のスタッフだった。ジョニーの家の近くで演説会が行われ、そこで握手された時にグレッグの未来が見えてしまう。

ジョニーは担当している神経科医にある質問をする。
「もしヒトラーが台頭する前の時代に行けたらどうしますか?」
医者は「私は人を助けるのが仕事。だから殺す」それを聞いて納得するジョニーはある行動に移すのだった。


透視するシーンなど凝ってはいたし、30代のウォーケンは若々しく、子供と接する時の笑顔が印象的だった。
ウォーケンは悲痛で演技も悪くないのだけど、私はサラの無神経さにかなりシラケてしまいスコアを下げる要因になったわ、そこだけがマイナスポイント。
のんchan

のんchan