「動物を殺す人間は野蛮だ！」というドキュメンタリー(モンド)映画
この映画で一番有名なのがライオンに食い殺されるシーン。しかし、後半に比べたらあまり地味で…そもそもフェイクなので仕方ないが、作り物感が満載であった。
というか、モンド映画は特有なのかもしれないけど、テンポが悪すぎる。前『世界残酷物語』を見た時にも思ったけど、一つ一つの映像は良いんだけどこれを1時間半ずっと見せられると途中でダレてくるのが少し不満。
この映画は基本的に、「動物が動物を食う」「人間が動物を残酷に扱う」「人間が人間を殺す」「野蛮な原住民」「平和に生きるヒッピー集団」の内容が90分ずっと続く。個人的に気に入っているのが、原住民のところ。地球を孕ませるために穴を掘り、そこで床オナをするところと、特別な棒(実質オナホ)に男性器を突っ込んで精子を川に垂れ流すところが面白くて笑ってしまう。
けれど、モンド映画なのでグロ☆シーンもしっかりとある。先程のライオンに食い殺されるところと、ハンター達が原住民を惨殺するところ。ライオンに比べたら後半は結構リアルで、一応フェイクだけど「うっえ…」とはなる出来で満足。あとは、なかなか映像で見ることができない動物が動物を食うところは意外性があってまあ良かった。
この映画で一番面白いのは、「人間は野蛮だ！」っていう映画なのに「ライオンが人を喰う！」って宣伝で話題になっているところ
