第57回（2000年）ヴェネチア国際映画祭最優秀新人監督作品賞（UNESCO Award）受賞。
イスラーム映画祭＠元町映画館にて鑑賞
マルズィエ・メシュキニ監督の初監督作品。脚本・助監督は、プライベートのパートナーである、モフセン・マフマルバフ監督。
3人の女性主人公のオムニバス形式のイラン映画。イラン国内における女性の一生を描く。描き方が少し斬新というか、面白い。2作品目で、もっとも女性の自由を妨害するのが、身内の男性である、という描き方が、国内の状況の生々しさを感じる。
元町映画館会場は、満席で、補助席で鑑賞となったが、シネコンでは、「補助席」という概念がないので、これを体感したかったら、ミニシアターに行かないとできないなと。以前は、立見なんてこともあったし、それでも初週に観たい、という勢いが観客の方にもあったのだけど、シネコン全盛になって、熱量が下がっている気がしている。
2024年4月28日＠元町映画館
