よーだ育休中

天使にラブ・ソングを…のよーだ育休中のレビュー・感想・評価

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)
5.0
音楽の力ってスゴい!!
そう思わせてくれる映画。元気が出るし救いがある。コロナショックの今、すごく心に刺さった。

マフィアの愛人でクラブのシンガーだった主人公が愛人から命を狙われて修道院へ転がり込む。居場所を無くしたデロリスが神の家でシスター達と素晴らしい化学反応を起こす。着飾ってツンツンしていたデロリスが、本当の居場所を見つけて救われる。
デロリスの影響で聖歌隊も盛り上がり、シスター達が街に出るようになる。救われたデロリスもまた、シスター達、教会、地域の住民を救っている。愛に溢れた作品。

なんといってもこの作品は賛美のシーンがすごい!
最初は破茶滅茶だった聖歌隊が、デロリスの加入で格段にレベルアップする。
ミサでのHail Holy Queenは鳥肌!綺麗なハモりからのboogie-woogieアレンジ!

al〜le〜lu〜ja〜♪

ってめちゃくちゃワクワクする!
「歌に気持ちを入れる」「歌は喜び」心からの最高の賛美で、観ているこちらも自然と足で、肩で、リズムをとってしまう!

劇中、ローマ法王が最後まで顔出ししなかった部分にも、細やかな配慮を感じる。(ノリノリで手拍子していたのにはクスッとしたけど。)

そして何より、Wendy Makkenaがかーわいい!はにかんだ演技がとても良かった!