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走り来る人々
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『走り来る人々』に投稿された感想・評価

kazu1961

kazu1961の感想・評価

3.7
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-584 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-596

🖋ヴィンセントミネリが描く、反目する上流社会に帰郷したやさぐれ者と、彼を取り巻く社会のはみ出し者たち、その交流を通じて、はみ出し者たちのいたたまれなさが見事に伝わる骨太な人間ドラマの秀作。

🖋️本作のあと、何度もコンビを組むことになるフランク・シナトラとディーン・マーティンが主演ですが、どうにもそのいたたまれなさは伝わってくるものの、その生き様には感情移入ができずらい。傑出している演技を魅せてくれるシャーリーマクレーンの無教養ではあるが、愛すべきジニー役が本作の全てを体現しています。もはやシャーリーマクレーンのための作品ですね。

🖋️一番のシーンはジニーがグエンの学校に押しかける場面と、クライマックスにデヴィッドに覆い被さるシーン。このシーンでこの映画の本質を見る事ができるんですね。素晴らしい!!

😢Story:(参考: Amazon)
兵役を終えて故郷インディアナの町パークマンに帰ってきたデヴィッド(フランク・シナトラ)。シカゴからついて来た場末の女ジニー(シャーリー・マクレーン)と別れ、兄フランク(アーサー・ケネディ)の経営する宝飾店の向いのホテルに部屋を取った。この町でフランクは妻の家業を継ぎ、上流階級として振舞っていた。だが、フランクの妻はデヴィッドとそりが合わなかった。デヴィッドは近くの酒場に出向き、そこで気ままな賭博師バーマ(ディーン・マーティン)と知り合う。やがてフランクがデヴィッドのもとを訪れ、夕食に誘う。うわべだけの歓迎会が開かれるが、そこに招かれたフランクの友人の娘で大学で文芸評論を教えるグエン(マーサ・ハイヤー)にデヴィッドは惹かれていく。かつてデヴィッドが出版した小説の話題となり、彼はグエンの気を惹こうとするが、グエンはデヴィッドの作家としての才能は認めるもののガードは堅かった。歓迎会を後にしたデヴィッドは、そのまま酒場に向かいジニーと再会する。彼女の横にはシカゴからつきまっていた男がいた。

🔸Database🔸
・邦題 :『走り来る人々』
・原題 :『Some Came Running』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1958
・日本公開: 1956/03/27
・上映時間: 136分
・受賞 : ※※※
・監督 : ヴィンセント・ミネリ
・脚本 : ジョン・パトリック、アーサー・シークマン
・原作 : ジェームズ・ジョーンズ
・撮影 : ウィリアム・ダニエルズ
・音楽 : エルマー・バーンスタイン
・出演 : シャーリー・マクレーン、フランク・シナトラ、ディーン・マーティン、アーサー・ケネディ

🔸Overview (映画. com)
「地上より永遠に」の原作者ジェームズ・ジョーンズの長編小説を、「バラの肌着」のヴィンセント・ミネリ監督が映画化した作品。脚色は「魅惑の巴里」のジョン・パトリックと、アーサー・シークマンの共同。撮影は「熱いトタン屋根の猫」のウィリアム・ダニエルズ。音楽エルマー・バーンスタイン。出演するのは「最后の接吻」のフランク・シナトラ、「八十日間世界一周」のシャーリー・マクレーン、「若き獅子たち」のディーン・マーティン、「青春物語」のアーサー・ケネディ、マーサ・ハイヤー等。製作ソル・C・シーゲル。メトロカラー・シネマスコープ。1958年作品。
lemmon

lemmonの感想・評価

4.2
マクレーンの見せ場らしい見せ場は1つくらいしか思い浮かばない。ラストのラストではなく。

ただ終わってみると強烈に脳裏に宿るのはマクレーン演じるジニーのキュートな笑顔。天使。
言葉にならない気持ちを、一生懸命伝える彼女。もう愛おしくてたまらない。

御託を並べて、妙に大人振り、常識人かのように振る舞う馬鹿どもよ。。。
悲しすぎる、、、

長すぎる嫌いはある。途中までは凡作かなあ、と思っていた。
マクレーン演じるジニーのあのシーン(ラストじゃない)が、忘れられない。
他の主役より出番少ないのにオスカーノミネート。納得です。


これはお酒飲みながら何回か観るぞ!!
初見の感想はこんな感じだなあ。まだ言いたいことあるけど😆
Ricola

Ricolaの感想・評価

3.6
推しのシャーリー・マクレーンの誕生日は、嬉しいことにわたし自身の誕生日でもある。ということで、今年の4月24日はこの作品を鑑賞。

この作品では若きシャーリー・マクレーンはもちろん、フランク・シナトラとディーン・マーティンの初めての共演作品であるという。


故郷へ久しぶりに帰ってきたデイビッド(フランク・シナトラ)。
彼は上流階級の女性と流れの女性との恋愛の板ばさみに合うのだ。
後者の女性のジニーを、シャーリー・マクレーンがキュートに演じる。
衣装もメイクも派手で、うさぎのぬいぐるみみたいなカバン持っててチープな雰囲気でもかわいい…。
ジニーは素直で明るいのも魅力的。
デイビッドが旅の準備をする中、ニコニコしながらいちいちついていくのがまたかわいいのだ。

ディーン・マーティンの登場の仕方がよい!
後ろ姿をじっくり映して焦らしてから、チラッと振り向く表情が渋いのだ。

兄と弟デイビッドの対比的な構図が効いている。
町の成功者の兄と除隊間近で小説家の弟。またその構図はデイビッドの前に現れる二人の女性においても見られる。

野うさぎがデイビッドの前に現れる。
このうさぎはジニーを意味しているのは明らかだろう。天衣無縫で自由な存在。
それにジニーはうさぎのぬいぐるみを持っていることから、彼女のトレードマークだとわかる。

ジニーにキスをされた後、自分の唇を指で触りそのまま顎へと手を持っていく。意味深な手振りに、まだデイビッドの迷いを感じる。

シナトラとマーティン初共演の作品だが、歌うシーンは全くない。
「君たち本当にラッキーだよね」と、賭
け事中に言われて歌い始めるかと思ってしまった笑

ストーリーの陳腐さは否めないが、豪華な主演3人の共演ぶりとそのキャラクターを楽しむことができた。

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