本作が映画史上に残る「名作」であることに異論はないが、何かシックリ来ないストーリー展開だったのも事実。この手の脱獄もので他に優れた映画なんて山程あるし、演出が手慣れていない所為かまだまだ甘っちょろいと思った。
とりあえず主演のティム・ロビンスとモーガン・フリーマンの演技は素晴らしい。脚本も良く出来ている。がしかし…。こんなダラダラしたテンポとモノローグの洪水では途中で観る体力が続かない。画面にもメリハリが無く、素人っぽい演出でガッカリした。スティーヴン・キングの原作小説は未読。
この際だから、敢えて言わせてもらおう!(笑)つまらなかったです。
どうやらフランク・ダラボン監督には長尺を引っ張るだけの訴求力は無いようで、ベタベタな安っぽいテレビドラマみたいな作風が大いに興を削いだ作品。これなら不条理性の高い『カッコーの巣の上で』を観る方が遥かにマシ。全編、長い上に甘ったるくて嫌だ。😓
如何にもご都合主義的なラストシーンといい、なんか嘘臭く思う。はっきり言って過大評価にも程がある。
まあ、これは好みの問題だから気にせんで下さい…。🙇♂️