ビターチョコ

おっぱいバレーのビターチョコのレビュー・感想・評価

おっぱいバレー(2008年製作の映画)
3.6
2009年公開の映画。
もう13年も前だ。

●あらすじ
北九州市の中学校に臨時教師として赴任してきた若い女性教師が、男子バレー部の顧問になる。でも駄目な部だったので、奮起させるため「試合に勝ったら、おっぱい見せちゃる」ということになって……。

●感想
ずいぶん前、一度観た記憶がある。ふつうに面白かった。子供たちが頑張っていて、微笑ましかった。時代設定が1970年代後半で、当時のヒット曲がかかるのが楽しい。
でも、再見しようと思わなかった。
特に好きな人物がいなかった、それもある。

日本人はカレーが大好きだ。私もカレーライスが好きだ。辛いもの好きな私が、珍しくさっき中辛を食べた。美味しかった。美味しいけど、辛さは物足りない。この映画はそんな感じ。

●主演とスタッフ
タイトルが『おっぱいバレー』だから、それなりに話題になった。主演は綾瀬はるか(37歳)で、当時24歳くらい。もう37歳か。37は、高校生の子供を持つ母親役をしても大丈夫な年齢だ。

原作は水野宗徳(49歳)。1996年放送作家デビューし、脚本家、小説家でもある。そして脚本が岡田惠和(63歳)。強烈なものがないが、そこそこ面白いものを書く印象の脚本家(私見)。この映画もそんな感じだった。

興行収入は5.3億円らしい。そこそこヒットした映画である。公開して13年だ。リメイクされるかもしれない。アニメ映画化されるかもしれない。そして、そこそこヒットするかもしれない。そんな感じの内容だった。

●追記 2022年12月15日
DVDパッケージの主人公が悩んでいる写真が、あまりにも分かり易いというか、客を舐めてるというか、「駄作ですからね」と滑舌良く言っているような画像だ。「取って付けたような」という感じ。
この映画の内容も、そんな感じといえば「その通りだよ」と言ってしまえるような内容だった。
だけど、である。そんなタイプの映画があっても良いと思う。私は、それなりに楽しめた映画だった。