Kensho

肉体の冠のKenshoのレビュー・感想・評価

肉体の冠(1951年製作の映画)
4.7
ナイフを奪い合うシーンが観たくなったから観た。

驚いたのは意外と、カメラがカット毎に後進していくことで滑らかに時空間が繋がれているところだった。

POVの多様とかベッケルは師匠のルノワールよりもさらにアメリカ映画的な感じがするけれど、カット繋ぎでカメラが引きのポジションに連続して繋がれていくことで全体を見せていく感じは、過剰な感じと同時にサイレント映画への敬意みたいなものをすごく感じた。
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