氷雨水葵

名探偵コナン 時計じかけの摩天楼の氷雨水葵のレビュー・感想・評価

3.8
2024年23本目

劇場版コナンマラソンいってみようっ!!

◆あらすじ
ある夜、医者の黒川氏殺害事件を解決した高校生探偵・・・否、体が縮んでしまった江戸川コナン。

それから数日後、大量の爆弾を盗んだという男から、新一宛に電話がかかってくる。

刻々と迫るタイムリミットにコナンはどう立ち向かうのか―――。

◆感想
GWだしなんとなーく劇場版コナンをマラソンするか~と思い立ったところ、今日(鑑賞スタート日5/4)は新一&コナンの誕生日じゃね?ちょうどええやん!・・・てなわけで少しずつやけど25作品観るぞーーーー!

さて、記念すべき1作目は赤い糸or青い糸でおなじみの『時計じかけの摩天楼』。今思えば、初期の劇場版はTVスペシャルみたいな内容で90分ちょいという絶妙な時間なんやね(笑)ここ数年は110分が多いから、時代が進むにつれて長くなっていることがよくわかる。オープニングも同様で、探偵グッズの説明があったり、スケボーがソーラー式だったり、哀ちゃんがいなかったり、いろんなところで古さを感じる…ww

てか今回の内容、新一の誕生日回だったからタイムリーすぎて笑っちゃった。今でこそ小山力也さんの声に慣れたけど、やっぱり神谷明さんの声バッチリですね。マヌケな感じとか美人が好きなところとか、神谷さんの演技だからこそしっかり雰囲気ある。なんかどのシーンも懐かしくて、たまに観なおすって大事やね。
当時はあまり思わなかったけど、蘭姉ちゃんそんなに誕生日の予定言う!?好きな色や待ち合わせ時間まで言うて、とんでもないな(笑)そんなん逆予告出してるみたいになってるやんww

個人的に本作で好きなシーンは、事件解決曲でおなじみの『キミがいれば』が流れる電車のシーン。確か最新作『100万ドルの五稜星』では流れなくてモヤモヤしてたから、それで観ようって思ったのかも。メインテーマも良いけど、やっぱりこの曲のほうが好きやわ。ちらっと芝浜駅が登場するけど、将来的にはここにリニアが開通するんやな~最近の作品と比較しながら観るとこれまた面白いね!
毎作コナンくんは身体張っていると思うけど、こんな昔から爆弾持って自転車で爆走したり、瓦礫だらけのビルに入ったりしてたんやね。未来のコナンくんはもっとアクロバティックだけど(苦笑)

登場人物が少ない分、犯人が誰かすぐわかるのはご愛嬌・・・。てか、この時はまだゴリラみたいに強い蘭姉ちゃんいないなんやね。コナンくんと同じく、作品を追うごとにマッチョになっていく蘭姉ちゃんの成長も見どころですね(笑)「死ぬときは一緒だぜ」名言だーーーー!残った2本の線切るシーンはドキドキしたわ。結末知ってるはずなのに「どっち!?どっちやねん!」と無駄にテンション上がった。

エンディングテーマも懐かしいなあ!?歌手は知らないのに、メロディは覚えてるしサビだけは歌えるっていう(笑)再放送とかで観るうちに覚えたんかな。てか、作詞・作曲・編曲スガシカオか!背景実写なのはずっと継承されてるんや、すごいな!

久しぶりに観たけど、やっぱりコナン映画は面白い!!今は、派手なアクションや難解な謎解きが当たり前になっているけど、これくらいシンプルでも十分。監督やスタッフによる演出もさまざまやから、当時できなかった観方ができるのは良い。さて、次行くぞーーーー!
氷雨水葵

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