始まりは幸せそうな田舎暮らしの夫婦の日常
ある日都会からやってきた中年男が何も知らず幸せだった妻に不安の種を植え付ける
すれ違っていく夫婦の価値観
悲劇へと向かっていく運命
悲劇の中にもかわいらしさとおかしさが詰まっていました
床でカーペットにくるまって寝るカティ・オウティネンがかわいい
愛車がサイドカーってかっこいい
監督の愛犬のシーンにクスッとする
サスペンスとホラー味もあるけど描いているのは夫婦の思い
悲しみの先に光が見えるような終わり方でした
サイレント映画だけどカウリスマキの作品だけあって音楽の使い方が洒落てます
ずっと流れ続ける音楽のせいでいつもの有声映画よりも饒舌な感じがしました