園監督作にしては、薄味なストーリーが淡々と進んでいきます。悪人もおらず、でんでんさんも普通の農家の親父でした。もっと激しい絶望と希望の映画だと思ってました。...が、今この時(2012年当時)にこそ…
>>続きを読む園子温監督が伝えたいことは分かる。
でもその前に物語と噛み合わない箇所が何度もあり、結局空中分解したかのような後味が残った。
こういう原発問題は大げさにやった方がより親近感が湧いてくる。
だから防…
このレビューはネタバレを含みます
俺たちの園子温が原発とその被災者家族を描いた作品
最後まで観た上でどこが希望の国だったのか80回くらい考えさせられた結果私にはなんの希望も見出せなかった
子供なのか愛なのか
むしろ救いなどないのでは…
眼に見えないからこそ人は恐れ続けることができない
周りの目を気にして
周りの意見に振り回されて
自分たちが助かるためには
普通の日常を送るためにはどうしたら良いかそのことだけを追い求めて
1人…
途中なかだるみを感じるも、
ラストシーンは鳥肌。
色々あったけど、こんな作品撮れるの、
「園子温」その人しかいねーんだよな。
いつかまた、この腐った社会に
どデカい風穴を開けてほしい。
目を背けるな…
ネタバレ
姉妹作ヒミズとは異なり成功作とは言い難い
ヒミズが個人的には衝撃的だったため姉妹作とされる本作もかくや!と期待を込め楽観視していたがさにあらず・・・。
ヒミズで功を奏していた「誇張・戯…
園子温監督の移行期にあたる作品だと感じた
本当の純粋性を万華鏡を通さずに撮ってみた、というか
園監督の個性ではなく彼のピュアな良心で撮ってみたというか そんな気がする作品
面白いか詰まらないかでは…