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遊星からの物体XのMATAOのレビュー・感想・評価

遊星からの物体X(1982年製作の映画)
4.2
久しぶりに鑑賞しましたが、名作であることを再確認できました!
1951年の「遊星よりの物体X」(こっちは未見)のリメイクで、原作「影が行く」(未読)の映像化です。
ジョン・カーペンター節全開の作品です。

南極基地という隔絶された空間で、エイリアンとの死闘が繰り広げられます。
とにかくエイリアンの造形が気持ち悪くて惚れ惚れします!
近年のCGでは出せない質感ですね。

誰が乗っ取られているかわからないまま、みな疑心暗鬼に陥っていき、緊迫感が高まります。
乗っ取られて同化されても人格や記憶を引き継げるようで、もしかしたら気づかぬうちに自分も…?と思うと恐ろしいです。
何が解決したというわけでもないラストもとても良かったです!
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