JO

ミッション:インポッシブル2のJOのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

普通におもろかってんけど、1がまじですごすぎたんかな。
「面白い脚本」と「面白い設定」は別やなって思った。1は圧倒的前者。

まず、あの製薬会社の社長が自分の魂胆をいきなり話し出すのがよくわからんかった。それ言って命助けてもらえると思ったってことかな?
で、ナイアがあんなに自分の命かける理由もよくわからん。
「イーサン・ハントに惚れた」ってゆー理由だけでこの動きしちゃうの?笑
ちょっと動機弱いというか、もっと泥棒猫やからこその立場曖昧な感じとかあってイーサン・ハントも敵も、ストーリーを掻き回してほしかった感。
「それが恋です」とか言って終わるなら「あ、そうですか」としか言えませんわ笑笑

作中でのナイアの変化、成長、立ち回り(←どの言葉が適切かわからん笑)を見てると、改めて『ターミネーター』のサラ・コナーの描き方ってほんまにめちゃくちゃすごいんやなって思ったわ。
映画1本の中で、始まった瞬間から終わる最後の瞬間までを通して、じっくりリアルに人が変わっていったな。変わっていったっていっても、いつでも彼女はサラ・コナーのままで、強さが目覚めたような、いや、目覚めたんじゃなくて確かに強くなっていったな。ジェームズ・キャメロンすげえな。

とにかく、これは普通におもろかったで。
ただ、1がまじで秀逸すぎたから、『ミッション : インポッシブル』の格が一つ下がったような感じしたな。
『ミッション : インポッシブル』という「孤高のスパイ映画」が「よくあるスパイ映画」になってしまった感じ。

恋愛があかんとか、敵とのライバル感演出があかんとか、バイク・ガンアクションが多すぎてスパイ要素が少ないとか、そうゆう表面的なことじゃなくて、脚本のレベルが下がった。ただそれだけや。
どんな要素をどんな割合で入れようが関係あらへん。全ては脚本や。
(そんなことはない。けど、そう言いたくなってしまう1と2を観比べると。笑笑)

今作のトム・クルーズはかなりターミネーターを感じたね笑笑
さすがに意識してるレベルじゃねアングルとかも

ナイア役のダンディ・ニュートンかわいすぎた
JO

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