たまち

L.A.コンフィデンシャルのたまちのネタバレレビュー・内容・結末

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます


・正直いろいろこんがらがってしまった…私の集中力がないだけか、謎をちりばめて引っ張るパートが長すぎて回収が雑な印象。


・最初と最後の刑事ドラマとオーバーラップさせるような演出が楽しい。


・エドは眼鏡をかけていないと『向こう見ずな刑事ども』の仲間入りができる様子。あまりにも眼鏡を忘れているので意識的やっているのかも。ガイ・ピアーズのインテリっぽい見た目が役にぴったり。『ロロ・トマシ』は『カイザー・ソゼ』みがあって好き。

・ラッセルクロウは熱血漢な現場刑事、という感じ。リンと田舎に行っても保安官やりそう。マッチョなのにどこか悲しそうな目つきが心に迫る。

・Jack Vincennesの優しい目と囁くような口、肩幅のある背広を着こなし、派手好きで鷹揚な口調、世渡りが巧く賢しいが正義感の溢れる一面もある、キャラもあわせて最高だった!最後のドラマでの追悼も合わせ、みんな好きだったね、とうれしくなる。

・端役ながらストーリーにも爪痕を残したSimon、いかにもなへらへらしたイケメンで可愛かった!



・謎をばらまく前半と、怒涛の展開の後半のテンポ差が個人的に△。後半かなり展開を急いたような強引な待ち伏せ銃撃戦で、Dadlyの頭脳で裏社会を築き上げた巨悪感がかなり薄まってしまった。
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