アキラナウェイ

ヤングガンのアキラナウェイのレビュー・感想・評価

ヤングガン(1988年製作の映画)
3.6
僕にとっての西部劇の原点はこれ。

子供の頃夢中になって観ていた思い出の逸品をTSUTAYAで見つけて久し振りの再鑑賞。

実在したビリー・ザ・キッドを題材に、当時の若手スター達を起用し、古臭い西部劇のイメージを一新した冒険活劇。

1878年ニューメキシコ州リンカーン郡。対立する牧場主ローレンス・マーフィ一味に恩人ジョン・タンストール(テレンス・スタンプ)を殺されたビリー(エミリオ・エステベス)は、その仇を討つ為に仲間達と復讐の狼煙を上げる—— 。

アメリカ西部開拓時代のアウトロー、ビリー・ザ・キッド。その名の通り、何と21歳の若さで生涯を終えている。演じるはエミリオ・エステベス。軽快なキャラが見ていて小気味良い。

キーファー・サザーランド演じるドクが超絶クールで紳士的でカッコ良す!!エミリオの弟チャーリー・シーンも出ているヨ!!西部劇に欠かせないネイティヴ・アメリカン枠に、ルー・ダイアモンド・フィリップス演じるチャベス!!

臨時保安官なのに、逮捕せずにぶっ殺しまくるビリー。お陰で保安官資格は剥奪され、ビリーら"ヤングガン"は賞金首となり、追われる身に。

どんだけ引き金軽いのよ。

マーフィの配下100人に対し、ヤングガンは僅かに5人。それでも危険を顧みず、ただひたすら敵討ちに燃えるビリー。暴走気味な彼に仲間達は翻弄されてばかり。

改めて観て、この底抜けの明るさと無鉄砲さが、本作の醍醐味だと知る。

二丁拳銃をぶっ放し、馬にまたがり駆け抜けていくカッコ良さに痺れるぅ〜!!

仲間達もバタバタ死んでいき、一応の完結を迎えるけど、これでどうやって続編に繋ぐ気なんだろう…。

という事で、続編も借りてきてマス。