のんchan

生き残るヤツののんchanのレビュー・感想・評価

生き残るヤツ(1971年製作の映画)
3.7
このジャケ写は作品内容とは違ってます❎
デ・ニーロは当時まだ無名でチョイ役でしたので...こんな髪型じゃないし...なんかFilmaのジャケ写が適当すぎていつも残念に思う😒

前から気になってマイリストに入れていた古い作品。
ニューヨークのジャンキーの悲哀を描いたニューシネマ💫面白かった〜😆


麻薬常習犯J(ジョージ・シーガル)は刑務所から出所しNYの街に戻って来る。久しぶりの親友と会い、早速に窃盗を働くクズ人間。
妻は親分ギーク(ヘクター・エリゾンド)の愛人になっているが、生きるためにはギークに頼るしかない情け無いヤツ。
ある夜、車を盗もうとした時、その持ち主のパールマリー(カレン・ブラック)に惚れられてしまい速攻で同棲が始まる。
ギークの仕事で金持ち宅へ麻薬を持ち込んだ際、張り込んでいた刑事たち(1人がデ・ニーロ)に捕まる。そして刑事からギークを捕まえるために警察の犬になれと命令される...

負け犬人生のJの腕に彫られたタトゥーはタイトルの《Born to Win(勝つ為に生まれた)》が切ないね〜😣落ちるだけ落ちて情けない男は勝つ日が来るのか?


『イージー・ライダー』の後のカレン・ブラックがチャーミング✨
ヘクター・エリゾンドや、金持ちの子分の1人にはバート・ヤングが演じています。みんな若〜い😳


'70年代のアメリカンニューシネマは、暗闇にスポットを当てタブーに斬り込んでいるが、役者もパワー全開なので、やってることは最低なのにどこか楽しんでいる風。妙な面白さがあって好きだわ〜⭐️
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