ビターチョコ

幸福の黄色いハンカチのビターチョコのレビュー・感想・評価

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)
4.1
1977年の映画。
山田洋次監督の映画。
もう45年も前の映画だ。

あらすじ
刑務所を出所した男、勇作がいる。北海道に(フェリーに揺られ)クルマで来たクソ生意気な男がいる。そして若くて垢抜けない女性がいる。そんな三人が勇作の家に向かう。

思いつくままに、いろいろ書いてみたい。

昭和52年公開の映画。あの頃、日本はやっと戦争を忘れ始めていた、そんな感じの頃だった気がする。同時に、コインロッカーベイビーや受験戦争などが問題になり、空虚な世相が始まった頃だったと思う。

108分の映画。若い男女と、中年の男女のストーリー。もしいま日本でリメイクしたら、人気の俳優が演じたら客は集まるのだろうか。

ウィキペディアによると、原案は海外の小さなエピソードのようだ。1971年の『ニューヨーク・ポスト』紙に掲載のコラムである。

お互いに知らないどうしの、北海道で出会った三人がドライブして人生が大きく変わるという内容が良かった。山田洋次のDVDマガジンの第一弾がこの映画だった。そのパッケージを見ながら書いているが、岡本茉利さんも出演している。私がこの映画を最後に観たのはいつだろう。たぶん30年以上前の気がする。後味がとても良かった記憶がある。