かなり政治色の濃い映画なので、娯楽として楽しもうという人には不向きだと思う。
前半はエピソードがブツ切れで流れが悪いように思えたけど、後半はスムーズ。
名優がずらりといるだけに、水橋貴己がかなり浮い…
知覧特攻平和会館行った時にポスターが貼ってあったので即鑑賞!
特攻隊で生き残った人、何年経っても苦しみが残ってるって考えたら本当に戦争って残酷で苦しみや辛さしか与えないものだと思いました。
そして…
田中裕子さん演じる持病を抱えた妻、他の隠された過去を持ち、それを旦那と共有しているという、複雑な役どころを見事に体現していた。
その役どころの中で、リアクションとして、呼吸をするたびに変わる表情は芝…
特攻の母という実在のテーマをもとに人情や戦争の消えない傷を描いた作品。
どうしても消えない戦争の影のある日常の描写は素晴らしくも、反戦のメッセージに演出が寄っていくときに、そのイデオロギーが情感を…
熟年夫婦(高倉健、田中裕子)の夫婦愛の物語だと思っていたら、
どちらかと言うと、太平洋戦争、昭和、特攻隊…という映画でした。
「ホタル」というタイトルは、特攻隊で出撃し、(死んだあと)ホタルになっ…
鹿児島で漁を営む老夫婦を高倉健と田中裕子が慎ましく演じる夫婦の愛の物語と、特攻隊員を偲ぶ昭和のモノトーンが、日本の現在と過去を織りなす。
飛び交うカモメを背景に漁船で言葉を交わす二人のシーンとかよ…
今世紀初頭、まだ戦争を知る者が多くいた時代。特攻隊に列される者の基準について調べたことはないけれど、ある程度の頭脳がないと乗せられないのでは?と思う。いや、彼らが生きていたら、個々どんな人生を歩み、…
>>続きを読む昔観た映画。
2024年02月29日BS260BS松竹東急 よる8銀座シネマ。
「鉄道員」の高倉健と降旗康男監督が再タッグ。
太平洋戦争の傷跡を抱えて生きる夫婦の物語。
鹿児島の港町で暮ら…