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羊たちの沈黙のoden8のレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
4.7
"違うね。極度の切望だ。それが本質だ。" 
"切望の始まりは?まず欲しい物を探す?"
by Dr.ハンニバル・レクター

ジョディ・フォスターねぇさんのピッチピチな美しさと知的な色気に酔いしれる至福のお時間でござぁますがなっ。

そこに、僕が映画の世界で初めて知ったであろう凶気の代表Dr.ハンニバル・レクター。幾度となく鑑賞してきても、出会った頃から衰えることのない禍々しさなのですよん。
バッリバリのオールバックに、妖しい眼光。恐怖の対象でありながらも、人が持つ醜悪な好奇心を掻き立てさせられる存在。彼の歪みきったトラウマ級のスマイルが忘れられへんのよ。紳士な奴ほどコエぇ〜よんっ!!!不快へのエスコートが公爵級なのだよぉ〜んっ!!!!

クラリス、Dr.ハンニバル・レクター、バッファロー·ビルのキャラクターのインパクトが最強&最凶過ぎなのよん。それでいて、ストーリーの展開に一切の無駄がないんだから。
ド派手なバイオレンス描写がめっちゃあるわけではないのに…ちゃんと凶気の香りがぷんぷん漂ってるのが凄いのよね。
間違いなく。サスペンス界の絶頂に最も近い作品でござぁますわねぇ。

子羊の悲鳴が
わたしを彼に誘う
魅せなければ見せてくれない
魅せられなければ見えてこない
羊たちの沈黙
それは平穏や終焉ではなく
凶気への孵化

Cast(役者·キャラ) 5
Story(物語) 4.5
Architecture(構成) 5
Picture(画) 4.5
Acoustic (音) 4.5
24-84
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