原作未読
日本版未鑑賞
よくある"逃亡者"系作品かなん。
それに"スタンド・バイ・ミー"のエッセンスを加えた感じといった雰囲気でしょうかね。
主人公の"いい奴"っぷりの表現が、インパクト的にゃ…やや弱めな感じがしたかなぁ〜。勿論、"いい奴"っぷりが全く伝わってこないわけじゃないんだけど。この物語を成立させる程の描写ではなかった気がするかなぁ。
だけど…そんな描写をてんこ盛りにしてもうたら、それこそテンポが悪くなってもうて。逃亡劇の臨場感が薄れてしまうものね。
そう考えると、無難で妥当な脚本だった気もするよねぇ。
カン·ドンウォン氏が、カコッイイ系に寄せたサバンナ高橋さんに見えてしまい…。いつ太鼓を持ち出すのかソワソワしてもうたよねぇ〜ん。
いかにも人が良さそうな困り顔の演技に。鑑賞してる僕も、思わず"しゃんとしんしゃいっ!!"と激をとばしたくなってもうたで。
てか、"いい奴"要素もあるんだけど…どちらかというと"ほっとけない奴"要素の方が強いのかも。
ゴヌが真っ直ぐな人だからね。彼を見てると、自分たちが忘れかけていた"真摯さ"や"温もり"を思い出させてくれたりするだろうなぁ。そんなものを感じてまうとさ。
どんだけ"こいつぁ〜愚直だなぁ"と呆れてしまうことがあったとしても…。見て見ぬふりって、ちょっと気が引けてまうんよねぇ。そうなったら、巻き込まれちゃうよねぇ〜ん。
伊坂幸太郎さんの映画作品は、あまり本を読まへん僕でも…原作を読んでみたくなる魔力があるにゃん。
キミの無実は
ボクらの思い出が知っている
アナタの優しさは
陰謀では隠せない
Cast(役者·キャラ) 3
Story(物語) 3.5
Architecture(構成) 3
Picture(画) 3
Acoustic (音) 4
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