Kensho

赤ちゃん教育のKenshoのレビュー・感想・評価

赤ちゃん教育(1938年製作の映画)
4.7
ゾッとするぐらい演出が上手いし、まじでどうやって撮ったのかわからんショットが多すぎる。

キャサリン・ヘップバーンとかケーリー・グラントが豹のすぐ隣でけろっとしてる感じがすごすぎるし、室内とかで平気で二人が入ってきて、会話した後下手奥の扉を開くと豹が出てきて、ケーリー・グラントがそれに気付いてびっくりする、みたいなのを一連で撮ったりするから怖い。

あと、最後のぶら下がってるところを引きでやっちゃうとことか、豹が普通に車飛び移っちゃうところとか、そもそも豹と犬が噛みつきあったり並んで歩いたりしてるのを撮れちゃうところとか、時々それを引きのカットにモンタージュさせたりするのとか凄すぎて意味がわからない。

それでもって、ありえないぐらいカット割りが的確でショットもそれしかないって感じに収まってる。
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