囚人13号

四人の復讐の囚人13号のレビュー・感想・評価

四人の復讐(1938年製作の映画)
3.0
冒頭のズームアウトはサイレント的な演出、フォード一家の男たちは一人の女を巡って争い対立するが、ゴッドファーザーの存在が彼らを問答無用で包括している。本作では彼の死によって共通の敵を打倒すべく結集する兄弟が描かれているものの、キャラクターの執着心のなさとロレッタ・ヤングを持て余してる様子からやっつけ仕事であったと推測できる。

ただし終盤の虐殺シーンは『西部戦線異状なし』に匹敵する凄まじさ。
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