開始早々、手ブレ感満載の映像にドキュメンタリーを見てるようで緊張感が走った。
ロゼッタが生活保護ではなく就労に拘るところに、一時凌ぎではなく安定した生活を送りたいという強い気持ちが表れていた。
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ラストシーンがいつも「リドル的」なリュック&ジャン=ピエール・ダルデンヌ兄弟が、どん底の生活から抜け出そうともがく少女の日常を手持ちカメラによる「どアップ映像」で描き、カンヌ国際映画祭で最高賞パルム…
>>続きを読む「逆境を生き抜け」
ダルデンヌ兄弟監督作品長編2作目
ロゼッタ役エミリー・ドゥケンヌは
当時18歳で主役を務める
'イゴールの約束'が割と好きな作品だったので
期待大での鑑賞
今作は'99年第52…
トレーラーハウスに住む
ロゼッタと母親の生活が
ドキュメンタリーのような
リアルさで描かれている。
貧困問題。。
根深い。。。
カンヌでは、芸術性と社会性の
両方を深い視点で捉えた作品が
評価…
U-NEXTにダルデンヌ兄弟の作品が充実していたので、一気に集中して鑑賞出来た。本当に壮絶な物語。常に眉間に皺を寄せ、上目遣いで生きていなければならないロゼッタの姿が痛切だ。対象に肉薄したカメラワー…
>>続きを読む人間の自尊心。
けど君は人間性を教えてもらえなかったね。
挙句、ずっと貫いてきた尊厳にすら見放される。
同情から失望への移ろいが気分を楽にさせてくれた。
ラストシーンで彼女が人間性に気づけるといい…