ちょこちょこさんの映画レビュー・感想・評価

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ツバル(1999年製作の映画)

3.9

ルナパパ見てから、見たくなって20数年ぶりに見た。

当時はチュルパンちゃんを認識してなかったけど、改めて見るとかわいすぎるー。
ドニ・ラヴァンの表現力がすごい。
監督が設定を変えてでも採用したのわ
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りんご(1998年製作の映画)

3.8

念願叶って観ることができた。

自由を手にした子供の瞳がキラキラと眩しい。
見てる方は少し心配になるけど、子供どうしでコミュニケーションとりながらすぐに仲良くなってしまう。
子供ってほんとにあっとい
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

3.8

20数年ぶりにウォンカーウァイを解禁した。
当時、「天使の涙」を見てピンとこなかったから、ずーっと寝かせてた。

そっかー、これ30年も前の作品なんだね。
全然色褪せないし、なんだろ…90年代の感じ
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.0

BS松竹東急の「ツー好みのあなたへ2特集」とかいう、シリーズものの2ばっかり放送する謎企画にて。

何十年振りにうる星やつら見たから、キャラ忘れてたけど、見てるうちに何となく。

元々うる星やつら
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地球へ・・・(1980年製作の映画)

2.8

前からずっと見たかった作品。
展開がかなり駆け足。
地球をめぐって人類とミュウが争うので、シリーズとして時間をかけて作るべきだと思う。
サブキャラのエピソードが描かれなさすぎて、薄っぺらい感じしかしな
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キングダム エクソダス〈脱出〉(2022年製作の映画)

3.8

見終わってしまったなー。

ヘルマーもドルッセ夫人もいないけど、25年を経たみんなの姿を見られたのは嬉しかった。
ブルザー好きとしては、新ブルザーもやっぱり好きだった。ドッペルゲンガーのブルザーの妙
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キングダム II 第3章/第4章(1997年製作の映画)

4.0

Ⅱに出てくる新しいキャラもかなりクセつよ。
太鼓トントン先生のコント、ヤバすぎる。
ボンド先生が育てた肉腫をマルコがパクッとしちゃうのもおもろ。

ヘルマーの乗り物コレクションいいなー。
ハイチから
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キングダム(1994年製作の映画)

3.9

毎年恒例の、怒涛の仕事が終わったのでキングダム解禁。

病院を彷徨う幽霊というホラーっぽい雰囲気だけ纏って、中身はまさかの群像劇。
あのヘルマーがかわいく見えてくる不思議。
クセつよキャラたちのエピ
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エッセンシャル・キリング(2010年製作の映画)

3.3

ギャロがひたすら逃げる話。

ひたすらサバイブする中で、獣になったり人間に戻ったり、言葉らしい言葉を発しないで表現するギャロさんがよかった。

母乳のシーンは、そもそも母親が雪道で転倒したついでに
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ドリー・ベルを覚えているかい?(1981年製作の映画)

3.7

デビュー作からクストリッツァはクストリッツァだった。

バンドと初恋と家族愛のほろ苦青春ストーリー。
特にお父さんとの会話ややりとりがとてもよくて、散歩シーンが好き。
家族会議も面白くって、三男が終
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恋人たちの食卓(1994年製作の映画)

3.8

オープニングからお父さんの作る料理の画力がすごい。
三姉妹の家族もだけど、出てくる人達みんなを繋ぐのが様々な食事という作品。

三女カップルは青春神話だし、長女はヤンクイメイだし、なんか嬉しくなった
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ウェディング・バンケット(1993年製作の映画)

3.8

みんな幸せになりたい。
ただそれだけなのに、それぞれの幸せが違うために苦悩する。
お互いを思いやる気持ちが見て取れて、胸を締め付ける。

コメディタッチで始まり、進むにつれシリアス度が増し、ラストは
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父は憶えている(2022年製作の映画)

3.6

「旅立ちの汽笛」の時はまだ青年だった監督の息子がしっかり大人になってて、なんだか感慨深かった。

すっかり変わり果てた故郷と、別人のように変わり果てた父親。
ザールクを取り巻く人達に心の変化が起きて
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デモンズ2(1986年製作の映画)

3.2

シリーズモノの続編って期待しないで見るけど、意外にも前作よりよかった。

前作は主に劇場内だけだったからやや退屈だったけど、今作はビルだったのでいろんな人や部屋が見れてよかった。
ジムのトレーナー、
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デモンズ(1985年製作の映画)

3.0

監督はマリオバーヴァの息子なのね。

オープニングが良すぎて期待したら、そうでもなかった。
映画の中のことが劇場で実際に起こるっていう設定は当時としては斬新だったのかもなぁ。
昔、リングを劇場で見た時
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PORNOSTAR ポルノスター(1998年製作の映画)

3.2

90年代後半の、あの陰鬱とした空気感が詰まってた。
あと小道具と風景含めて世紀末の渋谷だった。

ジュニアはよかったけど、9soulsくらいの方が私はしっくりくる。
鬼丸さんは同年公開のジャンクフー
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熊は、いない/ノー・ベアーズ(2022年製作の映画)

4.1

出国できない監督と母国に帰れない俳優の対比。
閉鎖的な村社会で起こることすべてがイランの現状を物語っていた。

この作品同様、国外に脱出する方法は幾らでもあるんだろうけど、敢えて残り続けるのはパナヒ
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四月(1962年製作の映画)

3.7

とにかく音が魅力的。
いろんな音楽と可愛らしい効果音で、台詞らしい台詞がなくてもコミカルに展開する。
お水の出る音のかわいいこと。
管理人?ご近所さん?の手招きもかわいい。

使わない家具も食器もい
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Man in the well(2017年製作の映画)

3.5

この短編が観たいが為にAmazonのセールで買ったよ。
今時DVDの新品買うなんて思いもしなかった。
Blu-ray出してくれー。

象は静かに…の1年前か。
ミニマムだけど伝わってくる終末感。
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ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

3.5

お行儀の良い人は見ちゃダメ。

サイモンの表情がどんどん変化してって、もう絶対好きやん!って顔した時が面白かった。
リュック背負ってるだけでかわいいのに、ファンレター全部持ち歩いてるとか、かわいいポ
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泥の河(1981年製作の映画)

4.0

私が今まで聞いてきた両親や祖父母の話はどれも高度成長期頃の話で、戦争が落とした影について聞いて来なかったのもあるかもしれないけど(敢えて話さなかったのかもしれない)、この作品を見て今更ながらに当時の人>>続きを読む

ナイン・ソウルズ(2003年製作の映画)

3.6

所々見たことあるような気がするけど、初めて見たことにしとく。

「青い春」を見た時と同じ気持ちになった。

半分ファンタジーだけど、ファンタジーと似つかない9人のキャラクターがよかった。
映像もす
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.8

助けるふりして仲間に引き入れて決して抜けることを許さないなんて、やり方が汚いというか何というか…。
やっぱり抜け出すことが難しいコミュニティはまともじゃないね。

ダリルに永井陽右さんが重なって見え
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.9

ここまでじゃなくとも、見た目で判断してしまうことってあると思う。
何かされた訳でもないのに勝手に想像して決めつけて嫌悪感を抱く。
避けたり陰口たたいたり…そういうの、子供は見てるし、すぐに吸収するから
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

4.0

いやーすごい。
実話を基にした社会問題がエンタメ映画になってる。
重たい話はやだなって人も気軽に見れて、結果社会問題に目を向けられるようになってる。

中国って、上から下に下りてくるだけだと思ってた
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.3

食事って、いつ誰とどんな状況で食べたって紐付くよね。
家族で食事すると、たまに昔の思い出話がポンと出てくる。
思い出のメニューを食べるのは故人を偲ぶにはとてもいいなって思った。
家族はいいよ、そういう
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

4.0

はちゃめちゃドタバタ劇。
音楽とお酒で踊りまくる宴の傍らに飛べないガチョウがなんとも切ない。

ザーレの家といい、結婚式の装飾といい、セットがめちゃくちゃ素敵。
ひまわり畑のパンツも海水浴のアイスも
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ジャンクフード(1998年製作の映画)

3.5

2000年くらいに初めて山本政志監督の作品を見たのがジャンクフードだった。
見直したら散骨のシーンしか覚えてなかった。

振り返ってみれば、あの頃って普通に暮らす自分のすぐ側でこういう人たちが生きて
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てなもんやコネクション(1990年製作の映画)

3.8

てなもんやコネクションまで配信してくれるなんてありがたい〜。

大阪でもドがつくほどのディープスポット、飛田新地と釜ヶ崎が出てくる。釜ヶ崎のありのままを映しているシーンはドキュメントと言っていい。
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ロビンソンの庭(1987年製作の映画)

4.0

ずっと見たかったのにリマスター版の劇場公開も見逃して、DVDも価格高騰で諦めてたところでやっと見れたー!

キャストすごすぎ。
江戸アケミもSAKEVIも出てる。
田口トモロヲなんて完全に意味不明。
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珍しい花の歌(1959年製作の映画)

3.5

ジョージアの美しい風景と美しいポリフォニー。
まるで花達が歌っているかのように映し出されてとても好き。

おじいさんの庭作りが素晴らしい。
そして、この地に根ざす植物が伝統工芸品のモチーフになってき
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水彩画(1958年製作の映画)

3.5

待望のイオセリアーニBlu-rayBoxを購入したのでぼちぼち見ていく。

ダメ夫と妻の追いかけっこ。
妻が先回りしてたり、見失ったりしないところがいつものことなんだなと思わせる。
子供たちの顔が揃っ
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.5

やっとエドワード・ヤンの作品を劇場で見ることができた。

濃密な2日半。
登場人物みんな喋りまくるし、字幕追うの結構大変だけど、最後の夜が明けるあたりから嬉しくって仕方なかった。ラストシーンはなんて
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スーツ(2003年製作の映画)

4.0

見れないかなと半ば諦めてたけどなんとか見れた。

始まりの空撮からワクワクする。
相変わらずドタバタ感が楽しい。ルナ・パパ同様、決して彼らにとっていいことばかりが起こる訳でもないしとっても切ないのに
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.7

始まっていきなり知ってる曲が…クレイジージャーニーのあの曲はここからきてたんだ。

幼少期が辛すぎた。
虐待シーンに耐えられず、こんなの続くならもう見るの止めようかと思った。

お兄ちゃんが意地悪
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バタリアン(1985年製作の映画)

3.6

久しぶりに見た。
これは吹替で見るべし。
タイトルバックが最高。
悪い方に悪い方に転がっていくのはもう笑うしかない。

ゾンビ達のキャラも立ってて、それぞれちゃんと名前付いてるのがいい。
走ったり、
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