Toineの感想文

ペイン 〜PAIN〜のToineの感想文のレビュー・感想・評価

ペイン 〜PAIN〜(2007年製作の映画)
3.2
【脳死でグロだけ観たい方におすすめ】
原題は"SCAR"(目に見える傷という意味)。
文字通り色々な傷と血糊が鑑賞できる映画です。

「MAY(2002)」のアンジェラ・ベティスさん主演。
アンジェラさん演じるジョーンさんは17歳の時にお友達と一緒にシリアルキラーのビショップという男性に監禁され拷問されます。
お友達と横並びに拷問台に縛られ「生き残りたければ友達を56せと言え!」と囁かれながら身体にあの手この手の"SCAR"を刻まれるのです。
拷問内容はネタバレしない方が良いと思うので割愛いたしますが、最終的にジョーンさんは監禁場所から奇跡的に生還いたします。

時を経て大人になったジョーンさんの身の回りでビショップさんの模倣犯と思われる連続殺人事件が勃発します。
それはまるでジョーンさんを犯人に仕立て上げるかのようなシチュエーションで起こるのです。
さて真犯人は誰なのでしょうか?
というストーリーです。
が、終始画面が暗すぎますし時系列も解りにくいのが難点。
んで、お約束の爪が甘い主人公と地元の警察、そして犯人。
低予算映画にありがちないつものゆるふわ設定が心地よくて好きです♡

痛そうな拷問は結構良い線行ってるなと思いました(突然の上から目線)。
特にラスト15分くらいは凄まじかったです。
ようこんな拷問内容を思い付きますなあ…と感心いたしました。
最後の最後が絶望エンドだったのも好みでございます。
あと犯人が分かったくだりで何だか「スクリーム(1996)」みを感じました。