センチメンタル・アドベンチャーに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「センチメンタル・アドベンチャー」に投稿された感想・評価

FancyDress

FancyDressの感想・評価

5.0

原題は「Honkytonk Man」

ホンキートンクとは、西部開拓時代にさかのぼる言葉。馬車で運ぶとき、激しい揺れで音程を狂わせてしまったピアノが立てる調べの面白みをそのままに活かした演奏スタイル…

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このレビューはネタバレを含みます

問答無用の傑作。カントリー、荒野、酒場、アメリカの映画。ラストはグラン・トリノよろしくアメリカの魂を託す。

中年歌手のレッド(クリント・イーストウッド)とレッドに憧れて歌手を目指すホイット(カイル・イーストウッド)のロードムービー。
イーストウッドの弾き語りや息子カイルとの共演に加えて純粋にこのレッドの生…

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砂煙と共に登場するイーストウッドが常に煙によって進路を阻まれ肺を潰して歌を届け続ける。レコーディングスタジオで最後まで歌いきれない寂しさ。
一人旅

一人旅の感想・評価

5.0

C・イーストウッド監督作。哀愁漂うロードムービー。意味不明な邦題がイラッとするけど(調べてみたら前年に松本伊代の『センチメンタルジャーニー』がリリースされてる笑)中身は素晴らしい。叔父(イーストウッ…

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an

anの感想・評価

4.3
久しぶりに。今思えば、のちに繰り返し描かれる「規格外」師弟関係の原点か。

時代遅れの西部劇であり、次代に託される夢の継承の物語。人生の折り返しの最終地点を目指すレッド(クリント)とこれからの人生のスタートラインを目指すホス(カイル)の緩慢なテンポが心地良いロードムービー。…

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クリント・イーストウッドはアクションではなく、人間ドラマの監督である。このことを痛感させる一本。ブルース・サーティスの映す美しき闇に、カウボーイになってしまった彼の音楽への野望が見えてくる気がする(…

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Nakao

Nakaoの感想・評価

4.3

クリント・イーストウッド監督・主演。

イーストウッド作品の中でも地味。
だからこそ隠れた名作。
ラジオ番組のオーディションに出るため音楽の都ナッシュビルまで。売れないカントリー歌手の叔父と音楽に憧…

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たかた

たかたの感想・評価

5.0
素晴らしき伝承の物語、多くを語らないことが如何に豊かであるか、墓前での振る舞い方をイーストウッドは教えてくれる。

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