のんchan

安らかに眠れののんchanのレビュー・感想・評価

安らかに眠れ(2024年製作の映画)
3.7
アルゼンチン🇦🇷映画。
セバスティアン・ボレンステイン監督は、『明日に向かって笑え!』のセンスが好みだったので楽しみに鑑賞。


親から継いだ会社経営が上手くいかず多額の借金を抱えているセルヒオは、妻にも内緒で途方に暮れながら精神的に窮地に追いやられていた。しかし、愛娘の13歳の誕生日祝いをホテルの部屋を借り切り大勢の人を集めて盛大に行った(アルゼンチンの女子は15歳が日本の成人式のような感じなので、13歳?って不思議だったけど)その会場で借金取りに様子を窺われていたのだった。
そんな矢先、テロ爆破事件に偶然に巻き込まれ、怪我をしたものの何とか命拾いする。そこでふと頭を過ったのは、家族のためにもこのまま身を隠し逃げること。
パラグアイに渡り、他人になりすましスーパーマーケットで雇われて15年もの間そのまま身を隠し続けていた。
家族は亡くなったものとして保険金を請求していた。
世の中の情報をシャットアウトしていたのもあるが、ふと見つけた娘のFacebookで27歳になった画像を見て、現在の家族の様子がたまらなく気がかりになり帰国するのだった...


借金地獄、家族愛、テロ事件、他国暮らし、偽りの愛、テーマは幾つかあり、ラストまでどうなるのか?と観入ったけど...
なぜ???と疑問符が並び過ぎたのと、そんなに上手く行かないでしょう?の連続で、若干期待外れだったかな🤔
もう少しサスペンスフルだと面白みが増したのでは?
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