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我、邪で邪を制すのruiのレビュー・感想・評価

我、邪で邪を制す(2023年製作の映画)
3.7
台湾で3番目の最重要指名手配犯であることを知ったギャングの主人公が、1番目と2番目の悪人を取り除き、名を世間に轟かせようとする話。

暴力的な演出が多くも、アクションが思いのほか迫真的だと思った。

中国語の原題「周處除三害」の意味は中国の古典が由来で、本作の「邪で邪を退治する」に繋がる。また、英語の題名”The Pig, The Snake and The Pigeon”も主要登場人物3人と仏教の隠喩が隠されている。

さらには主要登場人物が3人とも台湾に実在した指名手配犯をモデルにしているのが興味深い。

▼『我、邪で邪を制す』:台湾の原題『周處除三害』と英語タイトルから見る「豚・蛇、鳩」の隠喩
https://diary-ry.com/2024/03/22/3418/
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