澄夏

ブルーイマジンの澄夏のネタバレレビュー・内容・結末

ブルーイマジン(2024年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

疲れが溜まってしまっていたからか中盤少し眠気が...

山口まゆちゃんとブルーイマジンのみんなの演技が素晴らし過ぎて2時間くらいの作品を観たような感覚になった。
人はいくつになっても喧嘩をする生き物なんだなって思ったけれど、大人になると、ひとりが完全な悪者でふっかけられる喧嘩が多くなるのかもしれないと思った。
人間誰しも辛いことの方がよく覚えていて思い出してしまう。私もそのような経験が人より多めだとよく言われるからこそ、ノエルの「私、死んじゃった方がいいのかな」という言葉が響いた。
死なないで未来を変えよう
そう言う人もいるけれど、過去を見て見ぬふりはやっぱりできないなと感じた。
最後はノエルの告発が響いてすごくじーんとした。
こういった問題を扱う映画はお堅くて、後味がザラザラした感じを想像していたけれど、問題提起しつつも、フィリピンのキャストを取り入れるなど独自の温かさが出ていて素敵だった。
澄夏

澄夏