このレビューはネタバレを含みます
⚫️BICO
50点
ポルトガルには50万年前から人類が存在。
北部の山脈にはかつてケルト人やイベリア人、ルシタニア人、ローマ人、ヴァンダル人、ムーア人が住んでいた。
12世紀に起きた長い戦争のあとポルトガル人がムーア人を南部へと追いやる。
ビコ村に電気が通ったのは1970年代。
その10年後には道が整備。多くの若者が村を去り、老人、牛、羊のみが残り、土地も荒れる。
「カストラ・ラボレイロ」という種類の犬が家畜飼育を手伝い、オオカミから家畜を守る。
ビコ村の男達は昔から出稼ぎで収入を得た。
近隣の村で石工かブドウ園。独裁政権時代にはフランスまで出向く者も。
ブラゼリナとヴィルジニアは生まれてからずっとビコ村に住む。
ブラゼリナの夫は数年前に他界。石工職人。
アコーディオンを演奏するおっさん。
村を走る羊と牛の群れ。
厳しい冬のビコ村。
村人は逞しく生活。
犬の鳴き声。
終
というお話。