なみつ

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のなみつのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

感想で見た「予習必須」で紹介されていた内容を予習しておいてよかったです!
まじっく快斗を予習して今さら、ほんとうに今さら気付いたのですが、快斗って怪盗で快斗なのね


キッド✕平次ということで、お茶濁し年と思ってゆるーい気持ちで観ていたら、息もつかせぬスピードのある展開だし、刀がテーマということでアクションもがっつりだし、
小五郎おじさん成分が少ないもの足りなさをいつも埋めてくれる中森警部、そして小五郎おじさん同様まったく覚えてないのでほぼ初めましてな西村警部もいい味出していて結果、大変満足でした。
あと蘭ちゃん。今回は和葉と平次の応援に全振りしててめちゃくちゃ良かったです。


小五郎おじさんはいつも私服でも襟付きの格好が多い気がするけど今回はけっこう丸首で新鮮でした。


【以下観た人と語らいたい内容】(ネタバレあり)
いつもさ、巻き込まれてるのは話の都合上仕方ないにしてもだよ、旅行先の北海道で、これから朝市にでも行くかーって話してる矢先に、遠くでサイレンの音が聞こえたからって「ちょっと行ってみない?」はさすがにひどいんじゃないかい。冒頭から飛ばしてるー!ふつーーに死体の横に小1がおるし。30年目にしてもそのへんの雑さは気になるわけなんです。
スケボーもさ、いつもひとりオリンピックしてるのはいいけど「かっこいーーー!!!」ってのはないと思うなーー危ないから!


西村警部、あの感じで鑑識を呼べ、じゃなくて鑑識さんを、って言ってるのなんか良いよね。あと、大泉さんにコップをパソコンの上に置くんじゃない!って注意してたのもなんか、良いよね。コナン世界では目暮警部以外あまりいないちゃんとした警察官って雰囲気、よかったです。また出てほしいです。


中森警部は銭形ポジションをやらされててかわいそうだけど、身を挺して一般人を守ってる姿は無条件にかっこよかったです。でも小五郎おじさんもそうなんですけど、頭脳で勝たせるわけにはいかないからって活躍の場が体を張らせるになってしまうのもそれはそれでどうなん。退場がセットだし。


今回の蘭ちゃんはかなりよかったー、平次和葉と、小五郎英理を応援してるときの蘭ちゃんはほんとかわいい。
ビッグベンを落としてまで友達を応援する姿、尊敬します!!


キッドが怪盗姿であんな風に普通に長々と会話してるシーンってこれまでありましたっけ。今回はいつにも増してキッドが出し惜しみなく活躍していました。
狙ってたやつじゃありませんでした、っていうのはもう飽き飽きだよー


中森警部が撃たれて、青子もキッドも意気消沈してて、、といういつになくシリアスな展開の後に空気を読まず出てこれる博士はいつもすばらしいですね。博士クイズも少年探偵団ももしかしていよいよ今回はないの?
と一瞬でも思ってしまいました。そんなわけないのに



そして最後の最後に、びっくりな新事実が。
わたしは原作をちゃんと追いかけられていないのでコナンに関していろいろ知らないことも多くて、この映画を観終わった後、いっしょに行った詳しい人に、「どうして新一とキッドは姿形が瓜二つなのか」と聞こうと思っていました。でも、聞こうと思ってはいたけど特に理由はないのか?とも思っていました。なんかこう、メガネや仮面しただけで誰かわからんてそんなはずないやん、みたいな、アニメではあるけど実際はないやつくらいな現実感なのかなと。
でも、理由があったんですね。内容そのものより、ちゃんと理由があったことがまずびっくりでした。

前情報で「劇場がざわつくくらい内容があった」と聞いてたので、平次がやっとこさ和葉に告白できたことかな?と思った自分。まだまだだなー
なみつ

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