たくさん笑えてたくさん泣ける邦画の名作。

filmarks初日満足度ランキング第🥇位👏

尼崎生まれの私が観ない理由はなかった。

※兵庫県尼崎市南部の阪神尼崎駅周辺を舞台にしたホームコメディ・ヒューマンドラマ。

(阪神尼崎は、関東で言うと川崎市南部の京急線沿線と雰囲気が近い。←尼崎に10年、川崎に7年住んだ私の個人的な所感。)

※ オーバーな演技も多少あったが、尼崎出身の松尾諭をはじめとして、ほぼ関西弁ネイティヴで固めたキャストの演技が上手く、台詞を聞いても不自然な関西弁で感じるストレスは全く無し。

※ 予告編、ビジュアルのイメージといい意味で違っていて期待を裏切って感動させてくれる。

※エンドロールはユニコーンの主題歌に泣き、阪神尼崎の商店街の人たちの笑顔で2度泣き。

阪神尼崎駅周辺のわいわいがやがやした景色が美しくスクリーンに映える。

※浜村淳(1935-)は白鳥総研社長役で登場。MBSラジオのヤングタウン(ヤンタン)を聴いていた元関西民には懐かしすぎる。

いい映画なので来年の賞レースに是非絡んでほしい。

↓以下、個人的な備忘録メモ
(観た人のみ限定)






阪神電気鉄道(特別協賛)
阪神尼崎駅前の中央公園(のおでん屋台)
阪神高速(の真下の)尼ロック(尼崎閘門1964)
尼崎市役所
尼崎城
桜河町の鉄工所
桜🌸並木
寺町(裏の路地)
三和本通り商店街
明倫橋
さぬきうどん　はるしん(のきつねうどん)
ケーキハウス🍰ショウタニ武庫之荘本店

優子が走る土手は武庫川河川敷？ですよね？

怪優・江口のりこの「泣ぁけ」
京大ボート部🚣‍♀️練習
進学校の運針🪡
梅干しの種
U子
腓返り

以上

久々のなめてました‼️
情報入れずに映画館行ってきました。
ただのホームコメディで、継母と年上娘との奮闘劇だと思いきや！
深い深いストーリーでした。

物語が繰り広げられる場所が兵庫。
主人公の幼少期から、
阪神淡路大震災、
そして今、人付き合いのぶきよう３９歳の主人公の心の成長

中盤での予想外の父親の・・・・・。
私的に、想定外に感動映画でした。

※ここで『あまろっく』（尼ロック）の説明。
ザックリ言うと、船舶の出入り口の門。
海水の流入を防ぎ、街を守る。
巨大ロックゲート（閘門）
頼りになるゲートなんですよーん。

ここで、この映画の大きな存在、お父さん。
お父さんは、家族・仲間を守る頼りになるゲートなんです。
いつもいつも笑顔で、ちゃらんぽらんポイお父さんキャラ。

『食うて寝たら大概のことはなんとかなる』
『人生に起こることはなんでも楽しむ』

でも、なぜ！？いつも笑顔で陽気で居るのか？・・・・・
ぜひ、映画を見て理由を知って下さい。

そして、
ほぼ関西出身の俳優が出演していて違和感ゼロ。

ここ注目～
江口さん（娘）と中条さん（継母）のぎこちない親子の関係の変化です。

ストーリー、
真面目に働いていたのにリストラされた主人公（娘）。
失業で落ち込む姿で実家に戻るが、お父さんは笑顔で出迎える。
娘は当然不機嫌。39歳の主人公はニートで実家で何も起こさず・・・８年。
ある日、お父さんは突然、再婚すると言い出す。
それが、役所で相談にのってくれてた20歳の女性を奥様に迎えたのです。
娘は当然ご機嫌斜め。

20歳の奥様は、お父さんと同じ元気でポジティブ笑顔。
あたたかい家族を夢見る継母。
（映画では特に詳しい説明無いが幼少期、親に恵まれてなかった）

新婚生活半ば、お父さんが・・・・・が前半ザックリストーリーです。

そうそう、
ポスターにあるマグカップが1つ割れてることと、マグカップエピソードは、継母のやや天然キャラで微笑ましい。

【無題】

なんかズルい映画だ😜

朝日新聞デジタルが主演の江口のりこさんのインタビューを掲載していて、ストーリーの展開に対して意図が見え見えだとちょっとしたクレームをつけていた。

ただ、インタビュアーの人は実はかなり面白い作品だと言っていて、改めて映画を観るとなるほどと思わせられる。

まあ、散りばめられるちっちゃいストーリーたちがそれぞれ良いお話で、そんなもんをまとめてるのでズルい感じがするのだ。

実際には顔を合わせないけれども親子（鶴瓶さんと駿河太郎さん）の共演があるのも実はそうだ。
鶴瓶さんに、目の当たりとか似てるし…。

斜陽の町工場。
素晴らしい従業員。

震災の辛い思い出。

お母ちゃんを思って泣いたのと同様に、優子はお父ちゃんを思ってまた涙したのだ。

尼崎の街の人々。

ついこの間、NHK「鶴瓶の家族に乾杯」に中条あやみちゃんが出ていて、「三条（新潟県）に中条参上」って言っていたのもなんか今思うとかわいくてズルい😜

冒頭の場面（ウェディング）を最後で回収するのはくどい気がしたけれども、とにかく（とてもいい意味で）ズルい映画だった。