泣いた。
油断していた。こんな映画と思っていなかった。
泣いて、笑って幸せな気持ちになって終わった。
良い映画だった。
「あまろっく」って何だろう?尼さんのロック?などと、歳下の若い義理の母とのドタバタコメディだろうと思って見始めたら予想と違っていた。
初めは優子のあまりの態度の悪さが少し不快だったけど、それも束の間、話はテンポ良く進む。
「あまろっく」は尼さんのロックでなどではなく重要な意味があった。
「生きている間に起こることは楽しむ」
「生きている者が楽しまなければ」
鶴瓶さんの若い頃を松尾論さんが演じていて、駿河太郎さんは江口のりこさんの同級生を演じていてややこしいけど、松尾さんはピッタリだった。
江口さんの子供時代の子役さんも雰囲気が似過ぎていて、似た雰囲気を醸し出すのが上手いなぁと感心してしまった。
高畑淳子さんのピッタリすぎるピンポイント出演に笑う。
江口のりこさんと中城あやみさんの2人がとても良く、そういえば、これも義母と娘の話だなぁとしみじみ。
家族って何だろう、と思わせる映画だった。
ラストは幸せな気持ちになって終われたのが良かった。
映画の頭にラストのシーンを少し入れるのは、この映画ではなくても良かったように思う。
仕事終わりに時間がちょうど良いと思って見たけど、とても良い映画だった。
映画館は2-3人しかいなくてほぼ貸し切り状態で鑑賞。休みの前の日の夜だからかな?