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その鼓動に耳をあてよの作品紹介

その鼓動に耳をあてよのあらすじ

全国屈指の荷揚げ量を誇る名古屋港から北へ3km地点にある名古屋掖済会病院。そのER(救命救急センター)は、救急車の受け入れ台数が年間1万台と愛知県内随一だ。24時間365日、さまざまな患者が運び込まれてくる。耳の中に虫がいると泣き叫ぶ子ども、足に釘が刺さった外国人船員、自死を図った人…。“断らない救急”をモットーに身寄りのないお年寄りから生活困窮者まで誰でも受け入れる。医師は言う。「救急で何でも診るの“何でも”には、社会的な問題も含まれる」と。しかし、新型コロナウイルスのパンデミックで、救急車は連日過去最多を更新。他の病院に断られた患者が押し寄せ、みるみるベッドが埋まっていく…。 かつてない窮地に立たされたERのありのままを映し出すのは東海テレビのクルー。監督は本作が映画初挑戦の足立拓朗。プロデュースを手がけたのは『ヤクザと憲法』『さよならテレビ』の阿武野勝彦と圡方宏史。医師たちは、ERの仕事を“究極の社会奉仕”と捉え、日々全力を尽くしている。一方で、外科や内科のように大学病院に支えられた医局制度がない救命救急科を志望する医師は少ない。ナレーションを排した映像が、映画を観る私たちを地域医療の近未来のカオスへと放り込む。

その鼓動に耳をあてよの監督

原題
公式サイト
https://tokaidoc.com/kodo
製作年
2023年
製作国
日本
上映時間
95分
ジャンル
ドキュメンタリー
配給会社
東海テレビ放送

『その鼓動に耳をあてよ』に投稿された感想・評価

ろく

ろくの感想・評価

4.3
リアルコードブルーですよ。

体の調子が悪いなって時に行っても「よくわからない」と言われてしまい困っている50代です。だからかこんなお医者さん見るとおおって気になりますねえ。スペシャリストも大事だけどジェネラリストも大事だよねえとこの映画を観ながら思っていました。

また30代くらいの蜂矢医師がほんと恰好いいんですよ!この人ほんとにいるんだって思うとこの病院が近くにあったらと思います。実に飄々としながらも心がアツい!憎い!憎いね、あんた。惚れる人いっぱいいるじゃないですか。

そして「断らない」ってなかなか出来ることじゃないですよ。自分も二回ほど救急車で運ばれたことがありますが(一回は尿管結石、一回は呼吸停止)尿管結石の時は病院が神様に感じましたよ。だからこそ「こちら側」も正しくありたいなぁと思って見てました。いやこの映画でも他意はないんでしょうけど、ごねるおじいさんとか見たり結果お金払わなくてバックれたオッサン見るとそのまま他山の石ですよ。

でもこの映画はそれだけでは終わらないの。救急救命が大事なはずなんだけど医師がいない。就いても激務。若い医師はなかなかここで働こうとしない(当たり前ですよ。医師だって人間です)。ある意味、蜂矢医師のような人の「善意」によって成り立っているところがあるんですよね。だからそこにお金を、人員を使うのは賛成。十分な休みを、十分な給与を。それは医師だけでなく看護師など医療従事者に与えて欲しいと思ってます(でも現実は現場から離れた人が金も権力も持ってます)。何が悪いではないんです。患者側も医師側も、権力側も少し「歩み寄る」ことが大事ですよ。もうそうしないとどん詰まりになってしまう気もします。

最後蜂矢医師のもとで働いていた研修医が「救急救命を希望します」と会議で発言します。それを聞いた蜂矢医師が苦笑する。そう、二人ともそこが「荊の道」だとは分かっているんです。それでも彼らは、「人を助けたい」からそこを希望します。こんなことを対岸で見ていてはいけないなとしみじみ感じました。いい映画、というよりいいドキュメンタリーを観ました。あまり迷惑にならないように普段の生活を気を付けよう、そう思って映画館を出ました。健康のために少し運動して油ものは控えて。その日はなぜか野菜を沢山食べて帰りました。

※映画としては少し退屈なとこもあるんですけど、彼らにエールをこめてこの点数にします。「医は仁術」とはよくある言葉ですけど、本当にリスペクトします。

※自死した人にも文句もなく治療を施す彼らをすごいなと感じました。「糖尿が原因で心不全を起こした人と精神が原因で自死した人を分ける必要はない」と蜂矢医師は語ります。目の前の患者を差別しない彼らにやはりリスペクトです。
のんchan

のんchanの感想・評価

4.5
名古屋市内にあるミニシアターが、残念なことに昨年2館閉鎖された。
しかし、そのうちの1館が3/16〜この作品をこけら落としとしてリニューアルオープンしたニュースを知り嬉しく、どうしても行かねばの強い使命感から昨日は1日1回のみ(夕飯の時間)で出掛けて来ました。
なぜならば、お世話になっている病院のドキュメンタリーだからです(制作は東海テレビ)

『名古屋掖済(エキサイ)会病院』
(ワキに手を添えて、人を導き、助ける)という意味合いの元に、1948年に海で働く人の病院(立地が名古屋駅から6km、名古屋港から3km)として開設され、1978年には東海地区第一号の救命救急センターとして発足された。今では愛知県随一の規模。
とにかく『断らない救急』をモットーにして、365日24時間、年間1万台の救急車を受け入れている。

先に自分のことを書くのは憚られますが簡単に...
名古屋に暮らして5年目になりましたが、2020.6月に救急車で運ばれ入院(耳性目眩)、2021.7月は救急ではないが、脊椎脊髄センターに入院して手術(頚椎症性脊髄症)し、その経過のため今でも2ヶ月に1回痛院しています。その担当医との出会いで私は人生が変わったんです。

とにかく大好きな病院です。
携わる人々が明るく、丁寧で、優しくて、患者はどれだけ助けられているか、関わりがあるからこそ声を大にして、この作られたものでないリアルなドキュメンタリーを一人でも多くの方の目に触れられることを望みます。


内容は救命救急センター(ER)の36歳の蜂矢医師、26歳の櫻木研修医を中心に、自然体で仕事に向き合う中で見えてくる"究極の人相手の仕事""究極の社会貢献"に日々全力を傾けている医療関係者の姿を数年に渡ってカメラに収めているものです。


耳に虫がいる、ドングリが鼻に入った、指輪が取れない、仕事中の指切断、工事現場で足に釘が刺さった、投身自殺、コロナで1年間意識のない人、手を尽くしても亡くなってしまう心肺停止の老人、認知症で症状不明、無保険で金のないホームレス...ひっきりなしで入って来る、どんな社会的問題にも全てに対応していく。

北川センター長(現在、院長)が穏やかな方、大らかで仕事がやり易い環境を作っているように思える。ご本人は外科医と救急医を兼任していた過去がある。現場を知っているからこその包容力を感じた。
実は救命医と専門医の違い等を少し感じたけど、専門へ振り分けるための救命医というところも確かにある。救命現場出身の院長は設立以来初めてのことらしい。

私の担当医も手術当時36歳と言われていたので、驚きの敏腕であるだけでなく、とにかく明るくてハキハキと笑顔で、質問全てに丁寧に答えてくれるんです。首を前から4cm切り、頚椎をチタンで止めて補正しています。現在も左手の神経痛が完治していなく2ヶ月毎の通院が必要です。先生に会いたいので苦痛じゃないです。

余計なことが多く長くなりましたが、救命医は体力勝負。ある程度の若さがないと自分の身体に支障を起こしてしまう。使命感が強いからこそ無理もしてしまっているだろう。休みの日に私服で朝早く患者の顔を見に行くのだから。

エンドロールで蜂矢医師はDMAT(災害派遣医療チーム)の資格を取得。(能登半島地震へ派遣:病院サイトより)
そして、櫻木医師は2年間の研修を終え救命医となりました。2年後は志望制のようですが希望されたのは心強いですね。

全国で観ることが出来るようなので機会があればぜひご覧になって欲しいです。
kuu

kuuの感想・評価

4.5
掖済(えきさい)◎



「断らない救急」を掲げる救急病院のドキュメンタリー

東海テレビドキュメンタリー劇場第15弾!ということで観て参りました。

オープニングで名古屋の美しい夜景に感動していると…まったく違う世界が目の前に広がります。

「掖済」とは「日本近代郵便の父」前島密によって名付けられたもので「掖(わき)から手を添えて支える」という意味があるそうです。

鳴り響く電話…次から次へ到着する救急車…運び込まれてくる患者…救急病院ならではの緊張感が伝わります。

ドキュメンタリーならではの脚色なしの映像が全てを語ります。

救命救急だけに焦点を合わせるのではなく、医師をはじめとするスタッフの後継問題や病院という組織の様々な活動や医師間にでさえ存在するヒエラルキーなども描かれていて非常に興味深かったです。

患者もいろいろ…患者をとりまく環境や家族そして金銭問題…生きてるだけで丸儲け!とは行かない状況の人々も多数…正解のない患者との関係も浮き彫りになっていて深く考えさせられました。

観て良かったです!まるこさん、ご一緒いただきましてありがとうございました😊

病院関係の方々・消防関係の方々・その他医療に携わる方々すべての方々に心より感謝申し上げます✨お疲れさまです🍰☕🙇

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