にっきい

恐解釈 桃太郎のにっきいのレビュー・感想・評価

恐解釈 桃太郎(2023年製作の映画)
1.2
流石エクストリーム(TOCANA)クオリティ。

クソホラー配給会社エクストリームとホラー専門サイトのオソレゾーンと言う、ある意味最凶の組み合わせの映画。
日本昔ばなしをホラーにアレンジした第2段。

主人公は桃太郎では無い話し。
もう間違いなくTOCANAクオリティ。
真面目にやってる役者さんに謝って欲しいくらいのシナリオ、演出。

ある夫婦は長年の夢だったマイホームを手に入れるのだが、不注意で火事を起こし死んでしまう。
3年後リフォームしたその家に越してきたのは鬼の血族の殺人鬼だった。
地縛霊となった夫婦の目の前で繰り返される惨劇。
だが夫婦は実は桃太郎の末裔で、家出していて火事を逃れた占い師やってる娘が、鬼退治にやって来る…、って話し。

一応主演は娘もも(早河ルカ)って事になってますが、前半は夫婦しか出て来ません。
鬼の末裔は若い女の子を連れ込んで殺します。
快楽殺人犯では無いので殺し方はナイフで刺したり、首絞めたりさまざま。
何故か桃太郎に封印された鬼が入ってる壺を持ってます。
更にケツに鬼のタトゥー。
男のケツは観たくないです。
意味不明の白ブリーフ一丁でのダンスシーンなんてのもあります。
対する桃太郎の末裔ももちゃんは割と可愛いですが、ポスターに書いてあるような魔法少女ではありません。
占い師で妖怪召喚出来るから、普通に霊能者。
と言うわけでコックリさん(手で狐の形作っただけ)、メリーさん(ただの人形)、お菊さん(バカ殿みたいな白塗り)を引き連れて鬼退治に行きます。
ヴァイオレンスホラーを謳ってる割に、斬ったり刺したりするシーンは映らないし、内臓とかも出て来ないし、四肢切断とかもないし、そもそも犠牲者が2人と少なすぎてテンポ悪いし。
鬼の末裔と言っても詳しい説明無いので、何のために人殺してるのかも分からない。
桃太郎の末裔も何で占い師やってるのかも分からない。
唯一ちょっとだけテンション上がったのは占い師のももちゃんが「おい!コックリ!!」と工藤Dみたいにコックリさんを呼び捨てにしてたシーンだけ。
そんな駄作。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年12月9日
鑑賞回:20:50〜22:15
劇場名:アップリンク京都
座席情報:スクリーン1 H-6
上映方式:2D
レーティング:R15+
上映時間:80分
備考:会員料金(1300円)
**********************

NEXT▶︎▶︎▶︎『劇場版 ポールプリンセス!!』
にっきい

にっきい