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青春18×2 君へと続く道のmarucoのレビュー・感想・評価

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)
3.6
たしかに美しい映画だった。

決して元に戻すことの出来ない辛く哀しい時の流れに切なくて泣ける。
そして私が最も好きな場面がある。
それはジミーとアミが電車内で並んで座ったときの2人のときめきの緊張感と切ない触れあいがそこにあった。

ジミーがアミに
「ミスチル聴く?」と尋ねる。
アミは「ウン❣」と答える。
私はこの時すこし泣いた。


エンディング曲に驚いた。
あ然とした。
ななんとMr.Children桜井さんだ。
「な、なんで?それって…、」
「それって可笑しいやろ!?」
「それはあり得へんやろ、」思た。
しかもスクリーン横の定位置には
目立つ歌詞の字幕。
これは引く。寒いで、ほんまに。
それはジミーやアミの静けさの中のいちずな熱い想いへの補足とか代弁のように感じる。何やこれは…、
そんな余計なことはいらんと思た。
私は以前にもこんな苦い思いを味わったことがある。
今なお映画を観るたびに想うことがある。

最後に私はエンディング曲が、
本編を超えるような丸呑みするようなことはあってはならない…、
そう思ってます。
それをとても残念に思う。
私にはインストゥルメンタルが心地よい。ボーカルはいらない。

すべて役者の力量に任せて欲しい。

因みに私は、 
ミスチルの桜井さんは好きです

マタアワセテクダサイ


蛇足
一部加筆修正しましたことを
ご容赦下さい。
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