半変人のお調子者

続・猿の惑星の半変人のお調子者のレビュー・感想・評価

続・猿の惑星(1970年製作の映画)
2.4
急激なクオリティの低下に驚く。

まず前半、行方不明のテイラーを探す為に、新たな主人公ブレントがノバを連れて、猿の惑星を探索するけど、猿と人間の逆転に驚いたり、ここが地球である事に気付いて愕然としたり、完全に一作目の焼き直しでしかなくて、あまり面白くはない。

でも問題はこの後の地下世界に行ってからの展開。
せっかくミュータント人類を出したのに、活かしきれてないのが残念。
というか単純に映像が地味過ぎる。人の顔が交互に映ってピピピッと音がしてるだけ。
もっとなんかテレパシーの描写のバリエーション無かった?
ゴリラ達が地下に攻め込んで来て、これはとんでもない戦いが始まるのでは?と思ったら、ミュータントは呆気なくやられて、簡単に制圧される。
一体さっきの強キャラ感は何だったのか…

そして迎える唐突にも程がある衝撃のエンディング。あまりにも唐突でそっけなさすぎて、逆に味があって良いと思う。ナレーションの台詞も良いし。

映画評価基準

この映画が好きか 5
没入感 5
脚本 5
演出 3
映像 2
キャスト 8
音楽 6
余韻 8
おすすめ度 4
何度も観たくなるか 3

計49点