内容は少しだけ知っていたのだけど、ラストの展開はなかなか驚いた…
かなり自然な流れで不思議な交流が始まるので、事前に内容を知らない状態で見ていたら、会話内容なんかで気がついた時それはそれで驚きがあったかもしれないし、もしかしたらその設定?に置いてかれてしまってしたかもしれない。
主人公の孤独って物を中心に話が進むが、最後はハリーの孤独にも気がついてあげた事である種ハリーは救われたのかもしれないし、同時にアダムは改めて孤独を再認識してしまったような気もする。
最後は星になっていくが、それが何を意味するのかはラストの解釈による気がする。
思っていたよりファンタジーというか不思議な話で、あくまでアダムの頭の中の話であのやりとりは本当の他者の声ではないとするのか、実態はないにしてもちゃんと他者の本音だとするのかによっても捉え方がだいぶ変わってきそう。
会話内容がリアルな感じなだけに、ファンタジーな部分とのバランスが自分の中では捉えづらかった印象もある。
なんだか自分にはしっくり来なかった…