ノリック007

ヤジと民主主義 劇場拡大版のノリック007のレビュー・感想・評価

5.0
ヤジやプラカードよりも「ほめ殺し」

警察官職務執行法4条1項、同5条、または警察法2条がある限り、言論の自由は認められません。
警察官職務執行法4条1項、同5条、または警察法2条がある限り、何を言っても無駄で、発言する気にさえなりません。
警察官職務執行法4条1項、同5条、または警察法2条がある限り、街頭演説は茶番なので、見ることも、聞くこともしません。

1987年に、稲川会系の右翼団体「日本皇民党」が、自民党総裁選に立候補していた竹下登に対して、
「日本一金儲けが上手い竹下さんを内閣総理大臣にしましょう」と街頭宣伝活動を行う「ほめ殺し」を行いました。
安倍晋三首相に対して「ほめ殺し」を行うという発想はないのでしょうか?
最近の若い人は、歴史を学び、頭を上手く使わないと、醜い目にあう国だと認識することが重要です。
動画が残されていなければ、裁判では確実に負けていたそうです。
他にも同じような事件があったのに、裁判にならないのは、動画が残っていないからなのだろうなと感じました。

警察、公安と検察が、一致団結して、安倍晋三首相を守るというなら、安倍晋三元首相を暗殺するしかないという歴史的な結果になったということです。
現在この事件は、最高裁判所での、最終判決待ちの状態です。

この映画を鑑賞した水曜日の帰りの電車で座っていると、酔っ払いの振りをした男(どうせ公安だろ?)に倒れ掛かられそうになり、恐怖を感じました。
自分は、倒れてきたら、ネック一発で殺す覚悟でした。
このくらいの覚悟でないと、警察、公安、検察と裁判官をまとめて相手にして対抗することはできません。

日本では、言論の自由が認められているか、認められていないのかは、自由に発言することで簡単に確認できます。
自ら忖度すれば、言論の自由が認められていないということです。
自分は、自由に発言することで、日本での言論の自由が認められていないと確信しています。
日本が破滅するのは、言論の自由が認められていないからです。

警察官職務執行法4条1項、同5条と警察法2条を撤廃しろ!
ノリック007

ノリック007