初めのカットでカリフォルニアトリロジーのつながりが確認できたし、特集8本全コンプということで、なんとなく感慨が‥
と思っていたら、割と序盤で中弛みを感じ、ショットがどうこうというより、各カットが何を担っているのか関連が見えず、作品内で意図が完結しているように思えなくて、なんのためにカリフォルニアを映す画面を注視しているのか判らなくなってきたが、感覚的には後半ぐらいから冴えてくる印象
特にGrape Picker、葡萄畑のショットが鮮烈で、中盤までの眠たかった印象が帳消しになった
ただ作品全体でいうと、続編を撮りたくなる気持ちが少しわかるような気もする
構成が線的でないのは端から承知だが、多面というには印象がまとまりきらず