KOUSAKA

スペアキーのKOUSAKAのネタバレレビュー・内容・結末

スペアキー(2022年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

15歳の少女が主人公。思春期のゆらぎ、ちょっと切なくほろ苦い初恋。そしてフランス映画。この時点でハズレなしは確定✊

アメリカ映画と比べると、フランス映画ってちょっと攻めてる。でも最終的に何も起こらない良さもちゃんと描けるセンスが好き。・・あ、でもちょっとだけ何か起こったけど🥹

ラスト、ちょっと成長して逞しくなったフィフィ、でも海水浴場に着いた瞬間、ステファンのことを一瞬思い出す繊細な表情・・。余韻が美しい。そしてバックに流れるのは、あの時ステファンに教えてもらった曲😭

ちょっと背伸びして強気な表情を崩さないフィフィを見事に演じたセレスト・ブリュンケル、今後も要注目ですね!!そしてフィフィからすれば年上の大人だけど、まだまだ全然若くて絶賛お悩み中のステファンの繊細さを演じ切ったカンタン・ドルメールも素晴らしかったです。
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