labyrinth

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊のlabyrinthのレビュー・感想・評価

2.9
でました!
昨年、アジア人初のアカデミー賞主演女優賞
ミシェル・ヨーが!
めちゃくちゃ怪しい霊能者役で、前作と似ても似つかないガラッと違う役が、また素敵でした。
そして、今回の作品では、子供なのに大人のような落ち着いたキャラ。
医師とその息子役、天才子役ジュード・ヒルくんです。
ほんと、まわりのベテラン軍の俳優に負けず劣らずの演技、ヤツは大物になりますよ🎵
将来が楽しみの子役ちゃんです。

さて、今回も移動なしの、水の都ベネチア、1つの建物内に起こる物語。
ミステリー映画?
ホラーなのか?
ハロウィン・パーティ・・・暗くしつけ感の空間。
毎回ビクッとくる、タイミング良いのか悪いのか、突然の電話のベルの音。
強い波風の音で、何かがぶつかる音。
地下のあるところから吹き出すように飛び立つ蜂軍団の音。
どこからか・・・子供の声・・・・・。
そして、存在するのかしないのか?子供の出現。
色々な音や闇を照らす照明で、怪しさを演出されてて、前作の名探偵ポワロ作品と違った怪しさです。

 事件のキーとなる小物も見逃さないようチェックしながら、それがどう繋がるか?推理しながら楽しむと、続く暗いシーン・スクリーンでも眠たくならないかもよっ。

『リンゴ』

さて、ストーリーですが、
アガサクリスティー作品でも、31作品目のアガサクリスティーの後半作品。
今回の映画は、原作からかなりのチェンジがあり、違う作品だと聞きます。
製作サイドの都合の良いように作り、名探偵ポワロの名を借りた映画?!?(だから・・・前作と雰囲気違う作品に仕上がってるのかな?)
なので、原作読んでいる人でも、楽しめるとお思います。


 イタリア、ベネチア。
引退生活中、名探偵ポワロは、死者の声を聞くことにできる霊媒師が本物なのか?トリックを暴くため、屋敷での交霊会に参加する。交霊会には複数参加。
交霊会後、霊媒師が殺害される事件が発生。
調べていくにつれて、交霊会をした屋敷で、過去に悲しい亡くなり方をした女の子がいることが解る。
亡くなったのは、交霊会をひらいた奥様の娘さん・・・・・が、ザックリ前半ストーリーです。

ラストは、素晴らしい水の都ベネチアの街が、上空からの撮影されてて良かった。
labyrinth

labyrinth