「パパは羊飼いだよ 羊を救えば また一緒にいられる」
『バード・ボックス』第二弾。
サンドラ・ブロックが主演を務めた前作の続きというわけではなく、同じ設定の別の国のお話。なので、こっちだけ鑑賞しても問題無し。
安全な場所へ向かうという流れは前作と同じだけれど、本作は主人公がなかなかのくせ者で、前作とは違った角度でパニックを描いている。
で、このバルセロナ編では ‶見てはいけない” に加えて ‶聞いてはいけない” も参戦! ……どうすりゃいいんだよ。
更に人間だけでなく、犬まで目隠し! え? 犬も自殺すんの? と思いきや、犬に現れる変化は人間のそれと違うらしい。
まあ面白かったんだけど、結局、普通の人と預言者との違いが何なのかがよく分からなかった。
個人的に怖いと思ったシーンは、ロープウェイに飛び乗るところかな。
しかしこのシリーズ、舞台となる都市を変えればほぼ無限に作れるってことが分かっちゃったな。そのうち『バード・ボックス さいたま』とか作られたりして。