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春画先生のlabyrinthのレビュー・感想・評価

春画先生(2023年製作の映画)
3.2
 『春画』・・・・・江戸時代、人間の性的な交わりを描いた画。ほぼ浮世絵師が、春画を手がけてることでも有名です。スケベ男だけのものではなく、その時代の男女問わずの娯楽の1つ。

 この作品で、お嬢さん俳優から1ランクアップした俳優魂を感じる演技が目に止まる、ヒロインの北香那さん。素晴らしいです(是非見て欲しい)。
この作品、呼吸『はぁっ・・・あっ・・あ・・・』『うっ・・・』
息づかいを感じずにいられません。特にヒロインです。
ベットシーン、先生に逢えない事で、気が狂う・殺気感のようなシーン、春画をみる時のエロス感・春画に対する興奮の息づかい・・・・・これからの北香那さんの作品が楽しみです。
 
 エロ映画ではないです(でもR指定)ちなみに、春画無修正です。

春画ワールドを映画見終わってから、春画がをもっと知りたくなる。そんな映画。

主演とヒロイン(春画研究者の師匠と弟子)が、
春画に描かれてる、この画のワンシーンで何を物語っているか?
絵の女性は、おこなってる最中、どんな感情か?
男女の行為中のバックの光景のこと、
あと描きかたで、行為中の汗ばんでる着物が、見てる側に伝わる素晴らしい画。
まだまだ沢山この映画で、春画の素晴らしさ、世界を教えてくれます。
さらに、師匠と弟子の色々な出来事、ややかわったの恋愛模様(MとS)も入って面白い。

ストーリーですが、
春画研究者の男が、喫茶店で春画を見ていた。
そこで働くウェイトレスのヒロインは、男の横を通過するとき春画をチラッと見て『ハッ』と。
男は、ヒロインに名刺を渡す。
ヒロインは行くつもり無いが、なぜか気になり男の家に行くと、お手伝いさんのおばさんが出てくる。家の中に通されると、春画研究者の男が現れ、ちゃぶ台のうえに次から次へ春画を置き、研究者らしい早口で説明していく。そして、春画鑑賞を学びをスタート、師匠と弟子となる。
春画鑑賞を学んでいくにつれ、師匠を好きになっていく・・・・・が前半ザックリストーリーです。

後半は、MとSの関係が、見方によって笑える🎵が、師匠と弟子は結ばれない。
奥様を亡くされて、性行為をたった師匠が、弟子に望んだのが・・・・・他の男と性行為中、電話繋げ、あえぐ声を聞くこと・・・・・。
さて、ラストは結ばれるのか?

面白い映画でした。

ヒロインの裸体は、エロすぎず、綺麗なものでした。
ベットシーンなのに、コミカル感。
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