「なんと美しい痴人だ」
「ベラ、世界を見たい」
「ベラのことずっと見てた？
ベラがひとりで幸せになるところ
良識のないこと」
「良識なんてあってもしょうがない
魅力が腐ってしまう」
「君を行かせはしない
君はマックスと婚約しているだろう」
「マックスとは結婚する
それが相応しいから
でもそれはダンカンと冒険してから」
「なぜ止めないのですか」
「彼女にも自由意志がある」
「ベラはこの冒険で砂糖と暴力を知った
魅力的だわ」
「ベラは寝るから
体の上に乗って熱烈ジャンプして」
「ずっと本を読んでばかりだ
それじゃ君の愛らしい話し方が失われる」
「そんなことは20年縁がないわ」
「何てことなの！
自分の手を使ってるから満足なのかしら」
「ベラ何してるんだ」
「彼女はマーサ
20年もヤッてないの」
「ベラ さっきの手の話だけど
時々はそうよ」
「それを聞いて安心した」
「すまなかったベラ
本当は君を傷つけようとしたんだ
宗教や資本主義の嘘を信じるな
全てを失った後に残るのが現実主義だ
真実を見つめて生きるんだ」
「他の男と金で寝たのか！！！」
「悪いことなのね
私に勝ち目はないみたい」
「女がやることで1番最悪だ！」
「じゃあ私たちは結婚すべきじゃないわね」
「マダム この方でないといけないかしら？
女が選んだらどうかと思うの
あなたへの好意の表れとして
あなたも女が怯えるかもと思わなくて済む」
「君と過ごした男たちに嫉妬するよ
でも君の体は君のものだ
自由にするといいよ」
「Let me go god
Max don’t stop me 」
